先月大阪堺市で起きたブラジル国籍の容疑者が自分の妻子を殺害しブラジルに逃げた事件ですが日本側からすると予想外の展開に。容疑者は自分の生まれ故郷のブラジル南部パラナ州に潜伏中らしいのですが、早々と弁護士を雇い「妻が娘を殺しているのを止めようとして妻を殺してしまった」というような持論を弁護士を通し現地マスコミに向かって展開したのです。
シングルマザーのブラジル人は多いがシングルファザーのブラジル人って滅多にいない、子供をブラジルに連れ帰ろうとしたというのは:「私は妻を殺しただけ。妻が娘を殺した」ブラジル国籍の男が友人へのメッセージで主張 https://t.co/T8qcP8wIep pic.twitter.com/N0OBBYyPeF
— OfficeShibata (@officeshibata) September 6, 2022
仕事上ブラジル人とやり取りをすることが多いのですが、協調性を重んじ相手に合わせる日本人からするとブラジル人は押しが強いというか自分の意見を押し通す人が多く、特にこのような事件で自分に疑いがかかっている、自分の過失がある状況ですと逆に全力で反論してくる人が多く国民性の違いを感じさせられます。今回の事件も離婚話が出るほどの夫婦の不仲が事件の遠因だったようですが、日本人の配偶者の在留資格の場合離婚すると在留資格が更新できず日本から出ていかなければなりませんし、子供を養育すれば定住者の在留資格に変更できるので子供の奪い合いになってしまっていたようです。
2016年に台湾人男性と国際結婚し二児を儲けながら5年で国際離婚した日本人の国民的元卓球選手も報道を見ていると現在子供の奪い合いになっているようでこのような幸せそうで盤石で何一つ困り事もなさそうと思われていた日台カップルでも別れる時にはこんな泥仕合になってしまうのかと驚きを隠せません。台湾はハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)に加盟していませんから仲裁や調停も機能しませんからどう落とし所をつけていくのでしょうか。
「福原さんが関係書類の提出を拒否しているため、今のところ日本を訪問することはできません」。台湾はハーグ条約非加盟なので日台カップル離婚で子供の奪い合いになると :福原愛に“訪日拒否”された元夫・江宏傑が悲痛告白! 新年度を迎えるも「息子は台湾に帰ってこない」 https://t.co/swqvbYyqIH pic.twitter.com/OrfOyxdxY4
— OfficeShibata (@officeshibata) September 6, 2022
今週は横浜でも交際中の日本ベトナムカップルが男女間トラブルとなり警察署内で日本人男性のほうがベトナム人女性に刺され死亡するという衝撃的な事件も起きました。報道ではベトナム人女性が日本人男性に付きまとい警察に注意を受けていたというありえない展開、想像ですがベトナム人女性側に在留資格上の問題があり日本人と結婚する必要があったのかも知れません。
「容疑者に対して、口頭で、「Aさんと距離を取るように」などと注意 」。ベトナム人女性が亡くなった日本人男性にストーカー行為とは意外:逮捕された女は取調室で泣き崩れた 交際相手を70メートル追いかけ 警察署内でも切りつけた“執念” 横浜市 https://t.co/DJlX8cHFIs pic.twitter.com/Q9WCLmo88i
— OfficeShibata (@officeshibata) September 7, 2022
この他にも偽装結婚、在留資格目当ての国際結婚、財産や遺産、遺族年金目当ての国際結婚、仕送り問題、里帰りが面倒でお金がかかる、外国人配偶者の実家や親族にたかられる、子供がハーフだとイジメられるなどなど日本人の国際結婚についてはメリットよりリスクのほうが目立つような状況で国際結婚の離婚率は約6割と日本人同士の婚姻より高い状況になっているようです。
本当は国際結婚のメリットデメリットについて書こうと思っていたのですが、あまりに国際結婚のリスクが多いのでリスクを書いただけで終わってしまいました。いつかメリットについても書きたいと思います(笑)
【業務週報2022年9月第2週】