先月末から栃木、長野、群馬、福島の田舎で中高齢者が住む一軒家をターゲットにした緊縛強盗事件が連続して発生、容疑者が片言の日本語を使っていたという報道が出ましたので注意していましたがようやく捕まった容疑者2人組は若いベトナム人で元技能実習という結果に。皆さんは「まさか」、「またか」どちらの感想を持ちましたでしょうか。

北関東には所謂「ボドイ」と言われる不法滞在のベトナム人が流れ込んでいて、コロナ禍の2020年にも大規模な家畜窃盗転売事件が起きましたし、ベトナム人による誘拐監禁身代金要求事件がたびたび起こっていて外国人受け入れ拡大による負の影響の強さが伺えます。多文化共生の町と言われる群馬県大泉町も日系ブラジルペルー人は増えておらず増えているのはアジア系外国人という状況で治安が悪くなってしまっているのは何とも言えませんね。

北関東でもう一つ問題になっているのは外国人による山奥にある太陽光発電所をターゲットにした銅線ケーブル窃盗、こちらは何故かカンボジア人による犯行が非常に目立っているのですがやはり失踪した元技能実習生が生活に困ってか、不法就労より稼げるためか大ブーム?になっているよう、カンボジア技能実習生も失踪率が高めですが、最初から失踪目的で入国して犯罪に加担したほうが低賃金の技能実習生でいるより稼げてしまうのですからさもありなんです。

超円安と物価高騰が続いていて手取り月給15万円ほどの技能実習生では貯金も仕送りも出来ない状況や日本が韓国台湾との国際人材獲得競争に敗れつつあり優秀な外国人労働者が日本を避けるようになり在日外国人労働者に質の劣化が起こっていて上に書いたような外国人犯罪が増えていると思いますし、この傾向は今後も続くのではないでしょうか。

国策で作られ運営されている外国人技能実習制度が大いなる犯罪インフラになっているのは面白い現象ですし、安い労働力確保が真の目的の技能実習制度が超円安で崩壊寸前というのも面白い現象、今後もこの問題注視していきたいと思います。【業務週報2024年5月第4週】