先週は中国台湾が春節旧正月休み、文化の似ているベトナムもテト休み、華僑の多い他のアジアの国々も旧正月を祝うようですが日本はそういう風習が無いので普通に仕事してますが、母国に里帰りできないベトナム人と中国人が巻き込まれた犯罪報道が2つ流れてしまいましたね。

1つは千葉の大多喜町という田舎町の山中で焼けた車の中から遺体が発見され、警察が調べると遺体は若いベトナム人男性、金銭トラブルが原因でベトナム人のグループに車で拉致され知人から捜索願が出されていたそうです。

以前からベトナム人同士の金銭トラブルで拉致監禁と家族身内に身代金要求という手口は日本でも台湾でも大流行していましたが殺人事件に発展したのは今回が初めてではないでしょうか、亡くなられたベトナム人の若者もまさか治安の良い日本でこんな目に遭うなどとは日本に来る前は思ってなかったでしょうし、悪い言い方かも知れませんが外国人犯罪の現場となってしまった大多喜町の住民の方たちは変な意味で名前が売れていい迷惑だと思っているはずだと思いますがいかがでしょう。

もう一つは静岡県の浜名湖で17歳の中国籍高校生の溺死体発見という報道、定住外国人の子弟か連れ子定住者なのかまだ報道が出ていないので分かりませんが、進学した高校を中退し通信制高校に転学したというところが引っかかりました。事件のあった静岡県西部は日系ブラジル人をはじめとする外国人労働者の受け入れが盛んで外国人住民との多文化共生事業も熱心に行われていますが、それにも関わらずこのような事件が起こってしまうところに外国人受け入れの難しさを感じさせられますがいかがでしょうか。

2022年末の外国人住民数が300万人突破で過去最多、2023年10月現在の外国人労働者数が200万人突破で過去最多で人口減少や少子化による労働力不足を補うために日本全国で外国人の受け入れが盛んになった一方、外国人犯罪も増加、手口も巧妙化組織化凶悪化しており治安悪化が危惧されております。単純に分母が増えたからという見方をする人もいますし、この物価高騰や超円安が原因で外国人労働者の質や労働意欲が落ちていることを指摘する人もいます。

外国人住民や労働者が増えているので外国人犯罪が増えても仕方が無いのかも知れませんが、外国人犯罪は外国人受け入れの最大のリスクであり、人口減少や労働力不足解消のために外国人を受け入れた末に治安が悪化しては本末転倒のような気がします。もっと丁寧かつ臨機応変に外国人の受け入れをしないと50年後100年後に禍根を残しそうな気がしますが今外国人労働者の受け入れを積極的に進めている人たちは利権やお金に目が眩んでいるので釈迦に説法なのかも知れませんね(苦笑)。今後もこの問題注視していきたいと思います。【業務週報2024年2月第4週】

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