先日久々に実家というか在所の近くを通ったのですが、子供の頃から慣れ親しんでいた某峠の某茶屋が閉店していてビックリ。歴史ある街道沿いで昭和の東京五輪に合わせて国道1号線が開通、マイカーが普及すると太平洋を眺める観光客をターゲットにしたドライブインや食堂がいっぱい出来てどのお店も繁盛していたのですが、観光客も減り跡継ぎもおらず閉店という選択肢を選んだのかも知れませんね、残念。
在所にある小学校と中学校も児童生徒が減少し統合の議論が現在されていて、遅かれ早かれ廃校になると予想されています。まあ以前から1学年1学級でしたし、今ならスクールバスで近くの小中学校への通学も可能ですし田舎の公立学校だと先生も足りてないと思いますので致し方ないかなと思いますが、小中学校が無くなったら子持ち現役世代が寄り付かなくなり集落の人口減少も加速して津波が来なくても消滅してしまうのではと危惧していますが。
人口減少と止まらない少子化で大きな影響を受けているのが教育産業や教育ビジネス、今週は入学式シーズンで報道が多く流れたのでちょっと紹介してみたいと思います。
「新入生のうち留学生は72人と4割を占め、うちミャンマーが53人と最多 」。地方の専門学校や私大だと外国人留学生受け入れないと経営が:最後の入学式に127年で初の男子 岐路の短大 https://t.co/HZA7dJgg7p pic.twitter.com/uDCZqrQO2r
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少子化の影響で地方の短大の経営が成り立たなくなっていて閉校か4大化、男女共学化などの選択を迫られているという報道。記事の佐賀の短大は男女共学化に踏み切りましたが入学したのは全員外国人留学生だったそう。
「留学生はネパールが188人と最も多く、ベトナム、インド、中国からも。日本人も5人が学ぶ 」。佐賀の学生ほぼネパール人の専門学校に日本人5名が入学みたいな、酒田短大にようやく時代がw:ネパールなど5カ国から197人 鳥栖市のCODO外語観光専門学校で入学式 https://t.co/WDVT3klejl pic.twitter.com/ye2CjmZxG8
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同じく佐賀にある専門学校に197人の新入生が入学しましたがうち188名がネパール人留学生で日本人学生は5人のみだったという報道。地方の専門学校ですと学生全員外国人留学生みたいな学校が多くあり問題になっていたような。
「18歳人口に依拠するビジネスは成立しなくなる 」。国立大学でも外国人留学生への依存が:高知大学 “留学生の割合20%まで高めたい” 受田新学長 https://t.co/jHjYvIG6zk pic.twitter.com/uTFkHt3zG6
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高知県の国立大の学長が外国人留学生受け入れ拡大を表明という報道。公立の大学でも地方ですと学生が集まらず留学生を受け入れないと合併や併合の対象になってしまうのかも知れません。
過疎の町が学校誘致しても日本人学生が集まらないという報道、外国人留学生をターゲットにした日本語学校や介護専門学校のほうが固いということかも:成長分野、受験生来ず 飯豊・電動モビリティシステム専門職大、2期生は2人 https://t.co/HGNTt2p8I9 pic.twitter.com/yVWktd7rkd
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少子過疎化の地方だと日本語学校を併設して外国人留学生を受け入れないと専門学校も経営が成り立たないということかも(苦笑:「釜石市国際外語大学校」開校 定員40人に入学生1人 https://t.co/AI5oDbLcqP pic.twitter.com/veuLtTQcpF
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山形県と岩手県の人口減少に悩む自治体が学校を誘致したが日本人の学生が集まらないという報道。こういう現実があるから廃校活用型の日本語学校設立ブームがあるのかも知れません。
「都会の方がチャンスが多いと思い込んでいる」 。若かったら都会のほうがチャンス絶対多いと思うが長崎はそんなにスゴイところなのだろうか(苦笑:多くの卒業生が「県外流出」 佐世保の日本語学校 人材獲得へ「抜本的な策を」 長崎 https://t.co/hL8211z83Z pic.twitter.com/qSxOt2q3oa
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長崎の日本語学校が留学生が卒業すると都会に出ていってしまうと嘆いているという報道。学校側は「都会の方がチャンスが多いと思い込んでいる」と留学生に長崎での進学や就職定着を勧めているようですが、留学生側は「専門学校は同胞の先輩に紹介してもらった。東京は時給も高い」という意見、一体どちらの言い分が正しいのでしょうか。
「はなまる日本語学校には21年度、タイやネパール、インドの留学生約40人が入学予定だったものの、一人も入っていない」:留学生ゼロに江津困惑 4月開校の日本語学校 コロナ禍 市の政策に影 縫製や食品加工 貴重な労働力にも https://t.co/2IPpWgfiTE pic.twitter.com/YnfLZeWjTJ
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島根の人口減少自治体が廃校になった幼稚園の園舎を貸して開校した日本語学校に外国人留学生が来なくなったという報道。留学生もなるべく都会で学びたいでしょうし、超円安や物価高騰で留学生も日本離れが顕著になっているのかも知れません。
留学生は学問のために日本に留学に来るわけで、別に日本の過疎地の人口減少を食い止めるためや日本人学生が集まらない教育機関存続のためや教育機関の教職員の食い扶持を入れるために日本に来るわけではないはずです。留学生に経営を依存する教育機関が増える一方が外国人労働者同様留学生も日本を見捨てつつあるかも知れませんよ。【業務週報2024年4月第3週】