2020年の新年早々始まったコロナショック、その後起こったコロナ不況は予想外に長引きなんと1年以上経ってしまいました。日本は現在第3波を抑え込んで一休み中というところですが、ブラジルやペルーなどの南米では第2波が押し寄せロックダウン再開、経済も停滞、雇用が無くなり失業者も増えという状況らしく、「日本に戻りたい」、「日本で働きたい」という日系人や現地デカセギ旅行社からの問い合わせの対応に追われる毎日です。

私が日系人のサポートを始めたのは1990年代の後半ですから、もうすぐ四半世紀。時が過ぎるのは本当に早いものですが、サポートするのも当時相手をしていた日系人の子供さんやお孫さんですから如何に自分が歳を取ったのかを実感させられます(苦笑)。

今定住者の在留資格認定書交付申請をしている日系3世の日系ブラジル人の若者も、2世のお父さんが昔日本で就労していたときの私の友達で20年位前シュハスコによばれたり、一緒にディスコに行ったりして遊んでいたのですが、リーマンショックの際に帰国、その後事故で死亡されたそうで、その方の兄弟から連絡があり友人の息子さんの在留資格手続きをさせてもらっている次第です。

もう1人定住者の在留資格認定書交付申請をしている日系3世の日系ペルー人の若者、もともとはその子のお婆さんが日本の東海地方に住んでいた縁で知り合ったのですが、幼少の頃に来日し日本でペルー人学校の高等部まで卒業、卒業した後に何と母国のペルーの大学に進学し無事卒業できたのですが何とペルーはコロナ不況で仕事が無い(笑)。ということで日本で再び生活するために在留資格をイチから取り直す羽目に。

日系人労働者の仕事は安価で若く優秀な技能実習生や特定技能の外国人にどんどん奪われていますし、定住者の在留資格は未婚かつ未成年の4世までしか取れませんし、4世の特定活動の在留資格の要件が緩和されるようですが最長で5年しか日本に滞在できないので、今後は徐々に日系人の仕事も減っていくのでしょうが、依頼がある限りは続けていきたいと思います。次に南米を訪問できるのは一体いつになるのでしょう(苦笑)

【業務週報2021/12】

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