2022年のコロナ入国制限解除から2年経ち、我が国で働く外国人労働者の数も日本を訪れる外国人旅行客の数もうなぎ登り、その弊害というかいろいろな問題が起きているので整理してみたいと思います。

失踪した元技能実習生、ノービザや短期滞在査証で来日後母国に帰国しない不法滞在外国人が増えていますが日本の田舎ですと足車が無いと仕事にもありつけませんし生活もできません。そのため自家用車が持てない不法滞在外国人をターゲットにしたレンタカー業が人気のようです。無論レンタカー業は無許可営業ですし、借りる外国人は無免許無保険という恐ろしい状況です。

東海地方ですとあまり無いですが、関東地方ですと不法滞在外国人にアパートを貸す賃貸仲介業や大家業が流行っているようです。日本人が借りなくなった築古アパートや一軒家を買ってアパートが借りられない不法滞在外国人に貸し出す商売のようですが犯罪インフラというか外国人犯罪を助長する不法滞在外国人のアジトになりやすいので今後取り締まりが厳しくなっていくと想像されますが。

不法滞在外国人による太陽光発電所の銅線ケーブル窃盗が社会問題に、盗品を買い取る金属買い取り業者を規制しないとこの犯罪無くならないはずですが、なかなか起訴に持って行けず昭和時代にあった金属くず条例を復活させようとする自治体が相次いでいるようです。朝鮮戦争から前の前の東京五輪位まで外国人による鉄くず泥棒が流行ったようですが歴史は繰り返すですね。

外国人旅行客を対象にした消費税免税制度を悪用する企業が後を絶たず制度厳格化という報道。貧乏になった日本人は高級品買わないので百貨店にとって爆買い外国人旅行客が命綱ということなのでしょうが確信犯というか免税店が技人国の在留資格で外国人の通訳を雇うのもという感じがしますがいかがでしょう。

外国人旅行客を対象にしたレンタルカート業者が無免許の外国人客にカートを貸出し書類送検という事例。このサービスはネットやSNSで叩かれていたので警察も動いたのかも知れませんし、他にも運転免許の確認せずに車を貸し出すレンタカーはあるのかも知れません。

移動手段の無い外国人旅行客や技能実習生をターゲットにした白タク行為を行う在留カードと運転免許を持つ正規滞在の外国人が観光地で跋扈という報道。タクシー料金が高いうえにドライバー不足でなかなか捕まらないという事情から流行っているようですが、外国人労働者の賃金所得の低さも遠因だと思いますがいかがでしょう。

これらの犯罪は詐欺や強盗と違って被害者がいない「ソフトな外国人犯罪」なのかも知れませんし、報道を見ると捕まっても不起訴になるケースが結構多く頭の良い外国人が法の不備や抜け穴をかいくぐっているように感じられます。我が国の少子化が止まらず人手不足や労働者不足が続く我が国は外国人労働者を受け入れ続けるでしょうし、観光立国を目指しているそうなので外国人観光客の受け入れも拡大するでしょうがすこし矛盾を感じさせられますね。こういう問題も注視していきたいと思います。【業務週報2024年10月第3週】