今週は一般的にはお盆休みですがカレンダー通りの営業を強いられる弊所は一応営業、ただ長期夏季休暇中の取引先が多く例年通り閑古鳥、ただ個人のお客さんの問合せや相談が多くあるのがお盆営業の特徴でしょうか、皆さん長期休暇中で暇なせいだと思いますが(苦笑。

この時期外国人の方たちと話すると必ず話題になるのが「日本の蒸し暑さ」。アジアはどの国もだいたいこんな気候みたいですが、南米やブラジルのような乾燥していて夏でもムシムシしない国から来る外国人の方たちは日本の夏の蒸し暑さにはビックリするみたいですね。エアコンが使えない環境で仕事しないといけない業種で人手不足が激しいのも頷けます、下手したら熱中死してしまうわけですから。十分気を付けていただきたいと思います。

また最近夏になると必ず起こるのが外国人の水難事故や山岳遭難事故。今年も北海道の小樽、岐阜、愛知、茨城などの海や川で外国人の方が溺れて亡くなるという事故が起こってしまいました。技能実習生だとお盆休みでも母国に帰れないでしょうし、観光地に遊びに行くお金も無いので泳ぎが得意ではないのに近場でお金のかからない水遊びをして水難事故に遭うケースが多いのかも知れません。一種の悲劇ですね。

さらに日本の夏には台風がつきもの。関東を襲った台風7号は大した被害がなかったみたいで良かったですが、去年私が住んでいる地方では台風2号で停電や交通渋滞を伴う大水害が起こりましたし、科学の進歩でおおよそ予測がつくようになったとはいえ台風に恐怖を覚える外国人の方たちも多いと思います。

台風と違って予測がつかないのが地震と津波ですが、今年の夏は九州宮崎で結構大きな地震が起こった後「南海トラフ臨時情報」という巨大地震注意報が。結局何も起こらず解除されたようですが、地震が苦手な外国人の方たちにとって恐怖の1週間だったと思います。以前2007年の新潟中越沖地震や2011年の東日本大震災で多くの外国人が母国に避難というか逃げ帰ったケースがありましたが、在日外国人の方たちもだんだん地震慣れしてきているのかも知れませんね。

「日本は四季があって良い」と言われますが最近の夏の酷暑はまさに殺人的ですし、冬の寒さや豪雪はこれまた冬の無い国から来た外国人には恐怖、日本の気候に文句を言う在日外国人が結構多いですが頷いてしまいますね。今のような極端すぎる四季は無い方が良いですし、もう7月8月は日本全国夏休みにしたほうが生産性も国力も上がると思いますがいかがでしょうか(苦笑。今回は閑話でした。【業務週報2024年8月第4週】