先日、ネットで外国人絡みのニュースをチェックしていると興味深い記事が。

簡単に言うと少子高齢化が止まらず経済も思わしくない日本はもう先がないから若者は日本を見捨てて海外に出たほうが良いという記事ですが一理あると思いましたね。フィリピンではOFW(Overseas Filipino. Workers)という海外で就労する若いフィリピン人労働者の仕送りや送金がフィリピン経済を支えているそうですが、日本も数十年後にはOJW(OVERSEAS JAPANESE WORKERS)が普通になるのかも知れません。

このまま少子化が続けば80年後の2100年には日本の人口が半減し明治時代の水準に戻ることは確実、そうすれば人手不足労働力不足で日本の経済力も順当に考えれば半減するでしょうから仕事の口も減って雇用も悪くなる、しかし人手不足で仕事はより激務に、それでも高齢化は逆に進むでしょうから現役世代の社会保障負担率は増える一方、2100年には江戸時代並みかそれ以上の五公五民、六公四民のレベルになっているのではないでしょうか。

今でも物価高い、水道光熱費高い、税金高い、社会保険料高いとヒーヒー言ってますが、これは終わりの始まりでこれからもっと高くなるでしょうからやはり海外に出れる人や若者は出たほうが有意義な人生を歩めるのは確かだと思います。

日本も昔は人余り解消のための棄民政策や外務省の利権のために北米や中米南米や朝鮮台湾満州(今の中国東北部)に移民を送り出していましたが、敗戦で送り出し先がほぼ全滅、戦後も細々とドミニカやブラジルに1970年代まで移民移住者を送り出していましたが、日本が高度成長期に突入し今度は移民希望者が絶滅し国策移民は消滅しました。

戦前の明治や大正時代の外国語も分からない日本人が海外に移民していたのは今考えるとスゴイこと、恐らく当時の日本社会が今では考えられないほど貧しく超階級社会で閉塞していて、貧乏で学歴が無いような日本人が一発逆転しようと思ったら海外に出るしか方法がなかったのだと思います。令和の今再び海外就労ブームや海外移住ブームが起こるとはそれだけ日本が再び貧乏な超階級社会に戻ってしまったということかも知れませんね。

というわけで若者はなるべく語学力を磨いて手に職をつけて海外志向になることをオススメします。

【業務週報2023年10月第3週】