ニュースをチェックしていると外国人技能実習生絡みの犯罪報道が連日連夜で報道され、もう追えないほどに(苦笑)。法務省の統計によると昨年2022年は9006名の技能実習生が失踪しておりコロナ前で就労目的の偽装難民認定が流行っていた2020年の9,052名に肉薄する勢い、今年2023年は恐らく過去最高となりそうですがいかがでしょうか。

技能実習生が失踪する理由ですが雇用会社のパワハラや人権侵害問題と放置、職場環境や同僚との人間関係、賃金への不満などなどいろいろあるのですが、最近は物価高騰と超円安で最賃ベースの技能実習生の賃金ですと貯金も母国への仕送りもできないと思いますので賃金への不満が多いのではないでしょうか。

勤務先が限定される技能実習生が職場から失踪しても今ですと本物と見分けが付かない精巧な偽造在留カードがSNSで売られていて「不法就労助長罪にならないための免罪符」となっていますし、ブローカーのSNSの求人広告や不法滞在仲間の口コミ情報で就職先も結構簡単に見つかるようです。足がつきにくく超人手不足で経営者の遵法精神が低い建設業や農業、解体業などが不法滞在外国人の雇用の受け皿になるケースが多いようです。

最賃の安い九州や東北、気候の厳しい北海道で合法的身分で技能実習生をやるより賃金が高い首都圏や関東、東海地方失踪して不法就労したほうが稼げてしまうというのは技能実習制度の根本的な欠陥だと思うのですが、最近失踪した元技能実習生などの不法滞在外国人が犯罪集団を組織化し犯罪収益を得るというのが新たなトレンドになってきているようです。

特徴的なのが最近多く報道されている不法滞在カンボジア人の太陽光発電所を狙った銅線ケーブル窃盗、山奥に立地する無人の太陽光発電所は窃盗が容易で足が付きにくいでしょうし、銅価格の高騰で以前多かった畑荒らしや家畜窃盗より断然稼げると思うので、現状「一番コスパの良い外国人犯罪」なのではないでしょうか。

結論付けると最賃で技能実習生やってても物価高騰と超円安で貯金も仕送りも全然出来ない、失踪して不法就労するより犯罪したほうが一番稼げるとお金目当てで日本にデカセギに来た技能実習生が考えるのも尤もなことなのでは、技能実習生も逃げ得だなと性悪論者で拝金主義の私は考えますがいかがでしょう。

現在技能実習制度の廃止や見直し議論が行われていますが、あまりにお手盛りというか存続させたい意向が見え見えで技能実習生の犯罪により日本の美点である治安の良さが失われている現状を憂いあえて異論を述べさせていただきました。【業務週報2023年10月第2週】