景気はまだまだ良くないと思うのですが今月2022年5月はGWのブラジル出張から帰国後、何故か依頼が殺到し既に夏バテ状態。半導体不足による生産調整などの先行き不透明な状況は続いていますが、3月に入国制限が緩和され新規入国外国人が続々と入国しているのと今月から始まる外国人旅行客受け入れ再開への期待感があるのかも知れません。
先日行政書士試験に合格し事務所を開きたいという方から連絡があり、1時間ほどお会いし情報交換とアドバイスをさせていただいきました。その方私と同年代でつまりちょっとくたびれた初老のオッサン、結構大きな会社に勤務されているそうなのですが業績頭打ちや悪化で出世の道も絶たれ早期退職して行政書士として独立したいとのことでした。
私がしたアドバイスですがうろ覚えですがこんな感じ
中高年で公務員やサラリーマンなど勤め人から行政書士になる人の場合、縁や人脈が少ないと思うからなかなか仕事自体が取れないのではないか、出来ることなら開業前に根回し営業して見込み客を確保してから開業したほうが良いよ。
コロナ禍で行政手続きのオンライン化が急に進んで対応できる行政書士とできない行政書士で差が出てきている。オンライン申請について勉強研鑽すれば第一人者となれるチャンスかも
でもオンライン申請はひたすらパソコンで入力するだけなのでやってても面白くないし、忙しくなると24時間年中無休仕事させられる羽目になるし、やり過ぎると目や腕が職業病になったり心も鬱になったりするかも。出来ることなら生きの良い若い人を雇って入力や書類作成をさせたほうが良いのではないだろうか
結局一番良いのは相談料や顧問料だけで生活できるようになることではという結論に(笑)
もし私が悪徳ひよこ狩り行政書士だったら、「50万円の開業セミナーを受講すればすぐ儲かるよ」とか「100万円かけてHPを作ればすぐ集客できるよ」とそそのかしたのでしょうが、行政書士業界の暗い未来を正直に話させていただきました(笑)。
まあ年金受給待ちのオッサンが行政書士で小遣いを稼ぐのはありだと思いますが、若い人は行政書士なんか目指さずもっと稼げる業界に入って結婚して子供5~10人くらい作って活気のある日本を取り戻していただきたいと思います、今の日本に持続可能な成長産業があるとも思えませんが。
今回も全くの駄文でした、あまり参考にしないように。【業務週報2022年6月第1週】