我が国の新型コロナウイルスの2021年8月の状況ですが、今までで一番大波の第5波が東京オリンピックと共に到来、新規入国外国人の入国制限も9月12日まで延長、もう今年いっぱいは諦めたほうが良いのかもという諦めの境地です。盆休み中も結構な人たちが緊急事態制限下にも関わらず行楽や会食を楽しんだようですからあと2週間位は注意したほうが良いのかも知れません。
私はというと8月上旬に2回目のワクチンを接種、そろそろ抗体もできただろうと早合点しお盆休み中もお仕事に勤しんでおりました。訪れたのは岐阜県の岐阜市、北方町、愛知県の津島市、名古屋市、東郷町、豊田市、岡崎市、豊川市、新城市、田原市、設楽町、静岡県浜松市などなど。もちろん公共空間でのマスクやこまめなアルコール消毒はしてましたし、基本的に1人で動くようにしてましたので大丈夫だと思いますが。
岐阜ではかつてハルピン街と呼ばれた問屋町にある繊維街を訪問、日本では太平洋戦争の時に空襲を受けた都市はどこも駅前が焼け野原になり闇市や三国人マーケットが出来たようですが、岐阜の面白かったところは満州引揚げの日本人が闇市を作りハルピン街と名付けたところでしょう。戦後日本の復興と共に闇市が消滅、今の問屋町に繊維街が作られたとのことですが、また現在再開発の時期となり、更地にされ見られなくなる前に訪問させてもらった次第です。
訪問したのは盆休み明けの平日の午後でしたが、岐阜駅の真ん前にあるのにも関わらずハルピン街には人通りがほとんど無いというシュールな状況、それもそのはずハルピン街は一見商店街のように見えますが、中にあるお店は繊維関係の卸売りのお店や事務所ばかりで一般市民が立ち寄る場所では無いですからね。岐阜というと繊維産業が地場産業で縫製の外国人技能実習生の活用で有名なところですが、やはり価格の安い輸入品に押され繊維街もシャッター街となり再び開発が行われるという流れなのかも知れません。
コロナで在宅勤務やオンライン会議が普及しましたし、私の仕事も今後電子申請に移行していくと思いますが、やはり自宅や事務所にずっとこもっていると煮詰まりますし、もともと会社にいるより外回りや出張が好きで行政書士になったという経緯もありますので、私が引退するあと10年くらいは今の形態が続けばと思ってますが甘いでしょうか(苦笑)。
ということで来月も出張や外回りが続くと思いますので、直に会って情報交換できる人はご連絡いただければ幸いです。私的には「もはやコロナ禍ではない」ですし、さっさと経済回復させましょう。【業務週報2021/33】