今月2021年8月2日大阪の観光地道頓堀で酒に酔った外国人同士の喧嘩が発生し1人が川に投げ込まれ死亡、その動画がSNSで拡散されるという事件が。若い男同士が顔面や急所を狙って激しく殴り蹴り合う動画を見て、「外国人怖い」という印象を持たれた日本人の方々が多いのではないのでしょうか。私は当初ベトナム人同士の喧嘩だと最初思っていたのですが、加害者がドミニカ人、被害者がベトナム人という結末、しかも二人は知人同士だったということです。

アベノミスクの人手不足を補うために活用されたベトナム人技能実習生と留学生ですが、コロナショックで状況が一変、昨年2020年は家畜窃盗や果物野菜泥棒が北関東で続発し問題になりましたが、その後、ベトナム人間の違法な金貸しやイカサマ賭博、ベトナム人同士の誘拐拉致監禁強盗事件が日本全国で続発するように、また今まで不法滞在外国人の雇用の受け皿だったフードデリバリーの配送員の仕事が、ウーバーイーツ事件を受けて各社自主規制を始め、いよいよ技能実習くずれや留学くずれのベトナム人が追い詰められているのではと想像させられます。

お隣の台湾でもベトナム人の若者が事故や事件に巻き込まれ命を落とす事件が続発。台湾の南投では先月2021年7月24日に転売目的で違法に伐採したタイワンヒノキを運搬中の不法滞在のベトナム人山荒しグループが、野生動物狩りに来ていた台湾人に鹿に間違われ猟銃で撃たれ1名が死亡するという悲劇か喜劇か分からないような事件が発生。タイワンヒノキなんて盗んで何にするのだろうと日本人はお思いでしょうが、昔の象牙のように台湾人の富裕層にタイワンヒノキから作った工芸品が人気で需要があるのですね。台湾でも今どきタイワンヒノキの原生林は相当高地にいかないと無く、車も乗り入れられないような山道を徒歩で登り、ヒノキを伐採し、何十キロものタイワンヒノキを背負って山を下るなんて危険でキツイ仕事は台湾人では出来るわけもなく、不法滞在のベトナム人が大いに活用されているようです。

この他にも7月31日には台湾桃園で50歳の台湾人の変質者に29歳の不法滞在のベトナム人女性が殺害される事件、8月3日には台湾台南で29歳のベトナム人男性がルームメイトのベトナム人と喧嘩になり、行方不明後排水溝で水死体として発見される事件、8月5日には台湾苗栗で24歳のベトナム人労働者が踏切内に入りやってきた電車にはねられ即死するという報道が相次ぎました。

日本も台湾もベトナム人の若者を安くてよく働く労働力と見なして受け入れてきましたが、それももう過去の話、今は質が落ち失踪者や不法滞在者となったベトナム人による犯罪やベトナム人が犯罪や事件に巻き込まれるケースが増えてます。家畜や同国人の次に日本人や台湾人をターゲットにした犯罪が起きる前にベトナム人の受け入れを再考する時かも知れません。

【業務週報2021/31】