先週なんとか開幕した東京オリンピック、連日熱戦が繰り広げられているようですが、結果やニュースを見ていると多くのハーフや帰化選手が出場活躍し、日本のメダル獲得に貢献しているようです。
オリンピックで代表選手として選ばれる中心は20代の若者、今回の東京五輪ですと1990年~2000年生まれでちょうど日本の1990年の入管法改正による労働開国で外国人労働者の受け入れや国際結婚が増えていった時代ですから日本育ちの外国にルーツのある帰化選手や両親どちらか外国人のハーフの選手が活躍するのは当然なのでしょう、スポーツの世界は言語能力より身体能力でしょうし、実社会のような外国人差別やイジメも少ないでしょうから。
「日本生まれ日本育ちだが、国籍を取得するまでに3年かかったという」。日本代表になりたくて帰化して実際なれてしまうとは優秀:“2年前に日本国籍取得”の籾井あきがカギを握る日本の“組織バレー” https://t.co/7RqKC6L6WY pic.twitter.com/wMhnc91foo
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父親米国籍母親日本人のハーフ日本代表選手だそうだが日本の名前が無いのはスゴイ(苦笑):柔道 ウルフ・アロン 快勝で準決勝進出決める 男子100キロ級・井上康生以来の「金」へ https://t.co/j7yoXaE9ov pic.twitter.com/nKepgCAxIs
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ブラジル代表選手の中には日本育ちの柔道選手がおり考えさせられました。リーマンショック、東日本大震災後の日本の不況や雇用悪化で在日ブラジル人数が半減しましたが、この子の親も雇い止めや解雇などに遭って日本での生活を断念し帰国したのかも知れません。もしこの選手も親が日本で安定した生活が送れて日本国籍を取得していれば今回のオリンピックも日本代表として出場し日本のメダル獲得に貢献し、在日ブラジル人の輝ける星になれていたのかも知れません。そういうセンスや思慮が無いのが日本の特徴かも知れませんね。
「どうせ日本で活躍できないなら一か八か、ブラジルで挑戦しよう!」。この子も帰化していれば東京五輪日本代表だったのかも:東京五輪=日本生まれの柔道ブラジル代表=エドアルド・ユージの挑戦=国籍の壁にぶち当たり“見知らぬ母国”へ (中) https://t.co/AQYBMrmrlJ pic.twitter.com/r74zXmqHSX
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在日韓国人は1990年の入管法改正により増えた新来外国人の選手と違い、日本に帰化して五輪に出場する選手と韓国籍のまま五輪に出場する選手がいて興味深いですね。今ですと在日韓国人も3世、4世の世代で日本育ちで韓国語も話せず自我も日本にある若者が多いと思うのですが、五輪に出場できる、代表選手になりやすい国籍を選んでという話かも知れません。プロスポーツ選手の場合、成績を上げるため、収入を上げるために国籍を変更するということはよくあることです。
「韓国籍の選手として現実に直面しながらも、在日であることに誇りを持つように」:五輪柔道「日韓の懸け橋に」 在日コリアンの韓国代表・金知秀 阿部詩とも同級生 https://t.co/oKFoNB6Bwr pic.twitter.com/aDNPim7ii2
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「韓国代表からも声がかかったが、両親の反対を押し切って日本国籍を取得」。日本に帰化するのを国辱のように感じる韓国籍の人もまだいるのかも:国籍変更で挑む「金」 ソフト清原奈侑「日本を背負いたい」 https://t.co/CVBrkH3EH3 pic.twitter.com/lMSZulnPh9
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考えると、これだけ国と国との敷居が低くなり、国際人流や国際結婚が増え、ハーフや移民や移住者が増え、オリンピックに出場するハーフや帰化選手が増えると、国と国を戦わせ競わせる今の形のオリンピックも時代遅れになっているのではという気がしますがどうでしょう。戦争でいうと外国人の傭兵を最前線で戦わせているようなもののような気がしますが。まあハーフや帰化選手が活躍すれば外国人に対するイメージも向上するでしょうから一長一短なのでしょうが。
あと一週間、東京オリンピックが無事に閉会することを祈念して筆を置かせていただきます。
【業務週報2021/30】