先日興味深い報道をネットで発見。昨年元号が平成から令和に改元され「令和婚」ブームが起こり、少子化に歯止めがかかるかと期待されていたのが、実際には「86万ショック」と呼ばれる過去最低の出生児数、さらに今年はコロナが追い打ちをかけという内容。元号改元で結婚するカップルが増えるという発想自体既に?ですが、日本の人口はジリ貧、少子高齢化問題はよほどの荒治療をしないと解決不可能なのではと思わされました。ハンコ廃止で辣腕を振るう河野太郎行革担当大臣が少子化担当大臣やったほうが良いと思いますが(苦笑)

私が住む愛知県豊橋市、人口がまだ増えている愛知県の中で尾張や西三河地方と比べると豊橋市のある東三河地方は人口減少が激しい地域のようです。工場が多く外国人雇用が盛んなので毎年数千人の外国人労働者を受け入れ、人口減少を食い止めている状況ですが、今年はコロナの入国制限で頼みの外国人が入って来れず、不況も始まって解雇される外国人が増え日本語学習ブームがという報道。リーマンショックの時は約1万3千人住んでいた日系ブラジル人が半減してしまい、ようやく当時の水準の外国人住民人口2万人到達寸前だったのですが、また元の木阿弥状況。熱さも喉元過ぎればと言いますがまた同じ事が繰り返されるのでしょうか。

技能実習生は日本で恋愛まで禁止されてますし、昨年から始まった特定技能の在留資格も家族の帯同が出来ず単身での来日を余儀され、人手不足解消のための労働力の受け入れという面が強いですが、バブルの時に始まった在留資格定住者」の日系人労働者は家族単位の受け入れが可能なので人口減少や過疎問題で悩む自治体には定住者の外国人の受け入れは人口減少問題解消の有用な切り札のように思われますが、実際には短期間での不安定な非正規雇用を強いられる定住者が多く、今のような不景気になると技能実習生より真っ先に首を切られるのが現状。ここら辺をカイゼンでき定住者を定住化させることができれば良いと思いますが。

縁あって日系人労働者のサポートを20年以上やってますが、常に思うのは来日後の支援の脆弱さ。技能実習生は監理団体、留学生は学校が世話を焼くという建前が一応ありますが、日系人の場合は雇用している派遣会社や企業のサポートと本人の努力と能力次第。セーフティーネットが無いので(強いてあると言えば生活保護)、ひとたび生活に困ると犯罪一直線という状況は受け入れから30年経った今も変わりがないのが現状です。


日本人同士の婚姻を増やして出生率を増やすのが良いのか本当に増えるのか、いっそ外国人の受け入れで人口を増やすのか良いのか、入管法が改正され外国人労働者の受け入れが始まった30年前から回答が出ず先送りされていた問題がコロナショックで炙り出されたような感じですが、この問題も注視していきたいと思います。

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