今年のGWは新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言発令、外出自粛要請により自宅で過ごされた方がほとんどだったと思います。私も久々に海外にも行かず日本で過ごしたのですが、何故かと言うかやはりというか外国人犯罪の報道が目立ちましたね。

東京で中華料理店を経営していた中国人の男性が雇っていた中国人調理師に刺され死亡

愛知でフィリピン人が元勤務先の上司に借りていた借金の返済を催促され暴行逮捕

岡山で妊娠したベトナム人の技能実習生が薬を使い子供を堕胎遺棄し逮捕

名古屋でブラジル人が飲酒運転で事故を起こし逃走し逮捕

香川でベトナム人技能実習生が寮で同僚のベトナム人とトラブルになり暴行逮捕

富山でベトナム人技能実習生が寮で同僚のベトナム人とトラブルになり殺害逮捕

私が認知した外国人絡みの報道は以上ですが、コロナ絡みの事件が結構多いのが気になります。コロナショックによる経済活動の停滞で失業や収入の減少などで生活困難や母国に帰れない帰国困難に陥る在日外国人が多く外国人犯罪が頻発あるいは誘発しているのかも知れません。

そういった生活困難外国人への支援ですが、日本政府の10万円の特別定額給付金、日本社会からの生活物資支援、同国人コミュニティ内や宗教コミュニティー内の善意の助け合い運動などが行われておりますが、ここ数年の人手不足で我が国は外国人を労働力として受け入れを拡大していたため、2019年12月末で約293万人という過去最高の数字、こういうセーフティーネットから漏れる外国人が出るのも致し方ないのかも知れません。

現在最も困窮していると思われる在日外国人は私費留学生、日本での生活費や学費を日本でのアルバイトで賄っていたのですが、コロナでアルバイトが無くなり生活が出来ない、学費が払えないという状況、現在日本のおけるコロナ感染者は減少しつつあり緊急事態宣言も39県で解除されましたが、留学生が今までやっていた飲食業や観光宿泊関係のアルバイトの雇用回復はまだ時間がかかるでしょうし、留学の在留資格にはさまざまな壁があります。

過去のリーマンショックや東日本大震災の時も、生活に行き詰まったり絶望した外国人による犯罪が起きましたし、そういう外国人を利用し喰い物にする悪徳商法なども出回りました。今回はそういったことが起きないことを願うばかり。皆さんも困った外国人がいたら支援の手を差し伸べていただきたいと思います、日本が再び人手不足になったとき、再び外国人の手を借りることになるのですから。