この文章、日本人にはほとんど関係ないので最初からやさしい日本語で書けばと思うほど日本人が見ても分かりにくい(苦笑)
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新型コロナウイルス拡散防止の観点から4月から行われていた新規入国外国人を対象とする入国制限と特定永住者を除く在日外国人を対象とする再入国制限ですが、ようやく今月より一部緩和されることになりました。
再入国制限については制限が始まる4月2日以前に日本を出国し日本に戻れなくなった在日外国人の場合、永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者の4つの在留資格(身分系4資格)を持つ外国人しか再入国できなかったのが8月5日より留学、技能実習、経営管理などの在留資格を持つ外国人も再入国できるようになったようです。また制限が始まった後に再入国許可を取って出国した在日外国人も人道的配慮が必要であることを証明すれば日本に入国できることが公表されました。在日外国人から差別的と悪評高かった再入国制限が緩和されることになったのは評価できることだと思います。人道的な配慮による入国は身分系の3在留資格の新規入国にも適用されるようです。
また在留カードや在留資格、再入国許可を持たない外国人の新規入国についてもコロナの抑え込みに成功したベトナム、タイからの来日については短期間での来日はビジネストラック、就労系の在留資格認定証明書を持つ外国人のレジデンストラックという方法で来日が可能になっていると思います。第一陣のベトナム、タイのレジデンストラックによる来日で問題が無ければ順次新規入国できる国や留学や短期観光などの在留資格に拡大していくはずです。
一方日本国内では新型コロナウイルスの第二波が到来したようで、外国人コミュニティーで外国人住民がクラスター感染するという例が日本全国でいくつか発生しております。
1)岐阜県で定住外国人が経営する格闘技道場とスポーツクラブで同国人の定住外国人がクラスター感染した例
「岐阜県内では7月から8月にかけて、格闘技の練習やスポーツジムの利用などを通じて外国籍の25人の感染が確認」:外国籍住民に感染防止を呼びかけ https://t.co/YNVcnXSbWz pic.twitter.com/ZaUEgRyqjn
— OfficeShibata (@officeshibata) August 14, 2020
2)大分県の大学で留学生がクラスター感染した例
初確認された留学生クラスター、日本語学校とかではなく有名大学だったとはちょっと驚き:新型コロナ 別府市の留学生7人感染 「会食クラスター」 https://t.co/tGRk01kpaT pic.twitter.com/jsAg2W0pg0
— OfficeShibata (@officeshibata) August 9, 2020
3)熊本県の造船所で技能実習生がクラスター感染した例
「4人1部屋で、食事の際には互いの部屋を行き来することも多かったようだ」。今の技能実習の宿舎の基準だとクラスター感染は防げそうにないかも:全国最大級のクラスターなぜ起きた? 熊本の造船工場、従業員証言 「マスク外し談笑」「ベトナム人共同生活」 https://t.co/e6nuroCEPG pic.twitter.com/093Uuo7R5C
— OfficeShibata (@officeshibata) August 13, 2020
2)の例ですが、ルームシェアをしていた留学生が感染し、その部屋で飲食した留学生に感染が広まったようです。また3)の例ですがやはり4人相部屋の寮で共同生活をする技能実習生の間でクラスター感染が発生したようです。日本で共同生活を送ることの多い技能実習生や留学生はクラスター感染が発生しやすい状況に置かれていると思います。
コロナはこれからも第3波や第4波も予想されますし、空港検疫で無症状でコロナに感染していることが判明する外国人も多いですし、報道を見ていると日本の地方、田舎ではコロナに感染した人間や家族に対して住居への投書、投石、無言電話や村八分などの嫌がらせが発生しているようですので、人の往来再開については慎重にやらないといけないと思いますし、日本に再びやってくる外国人の宿舎や生活に関してコロナ以前のやり方を踏襲し対策無しに外国人の受け入れを再開を行うのはリスクが高いのではと個人的には思います。
「市内の飲食店が留学生らに入店を遠慮するよう促す張り紙をしていた」。APUの留学生は高度外国人人材の卵なのに差別受けるとは意外かも:コロナ差別やめて 別府市がポスター作成 https://t.co/pCit6n6F9o pic.twitter.com/rTYBNDPT5g
— OfficeShibata (@officeshibata) August 16, 2020
日本がシンガポールや香港の二の舞に成らなければよいと思いながら、この問題も注視していきたいと思います。