今週は半年ぶりに岐阜へ出張へ、いつもの愛知県に本社のある結構大きな企業さんの岐阜の営業所数カ所での車庫証明申請取得と登録の案件で、今回もつつがなく終わらせることができました(まだ車庫証明しかやってませんが)。

この業務を依頼されるようになって数年、半年に一度くらい岐阜を定期的に訪問させていただきあちこちレンタカーや徒歩でグルグルしているうちに気が付いたのですが岐阜という街はなかなか面白いところなんですね。

人口は約40万人で私が住んでいる豊橋市37万人と大差無いのですが県庁所在地で岐阜市で働く役人が多いのと昔地場産業の繊維産業が盛んで昭和の頃は景気が良かったせいか豊橋と比べると繁華街や商店街が異常に発達しているのですね。広小路くらいしか商店街が無い豊橋がショボすぎるのも知れませんが(苦笑)、昔路面電車が走っていたというのも豊橋との類似点かも知れません。

ただ非常に発達し迷路のように広大な商店街も繊維街も少子高齢化やドーナツ化のせいかアパレルなどの地場産業の停滞のせいか衰退が激しいようでシャッターが閉まっているお店が目立つようになり、柳ヶ瀬にある岐阜県唯一の百貨店は来年閉店、繊維街も再開発でタワマンになってしまうそうです。名古屋に近くJRと名鉄両方使えて公共交通の便の良いのが仇になって岐阜は今後名古屋の衛星都市ベッドタウン化が進むのではないでしょうか、ストロー現象ですね。

日本の人口は今後少子化で毎年7~80万人の減少が続く予測で少子化が解消できず外国人労働者や移民の受け入れが進まなかった場合80年後の2100年には日本の人口は今より半減するはずです。昭和の頃の人口集中や過密状態を知っている団塊の世代二世の私からすると予想も付きませんが、100年後の日本はかなり「スカスカ」な状態になることが想像されます。明治の頃位の人口規模になるみたいですがそのころの大家族制と違って、お一人様の高齢者が異常に多いでしょうし、増税増税で地方創生なんかに予算を使って大丈夫なのかと心配させられますがいかがでしょうか。

今回も柳ヶ瀬にある大正時代から営業している中華そば屋で中華そばを堪能させていただきましたが、ここ数年の原材料費高騰で価格は上がってしまいましたのに関わらず客足は衰えてないのに感心。メニューも味も盛り付けも接客もブレが待つたくなく長く続くのには理由が有るなと納得させられました。来週も岐阜に行く予定ですのでまた寄らせていただきたいと思います(苦笑)。【業務週報2024年2月第2週】