2022年GWブラジル弾丸出張報告②からの続き

2022年GWブラジル弾丸出張報告②

2022年5月2日 サンパウロ市

泊まったサンパウロ市の東洋人街にあるホテルは日本人観光客や駐在員、ブラジルの地方に住む日系人がサンパウロに来る際の定宿みたいなところなのだが、コロナで宿泊者が激減したためか大分サービスが落ちた印象、朝食の日伯折衷の食べ放題バイキングが目玉なのだが大分コストダウンされていてガッカリ感が。

午前中東洋人街とセー駅、セントロ周辺を散歩、東洋人街も昨日は日曜で観光客がたくさんいたが平日の今日見るとコロナ前と比べ潰れたお店が目立ち治安が悪くなった印象、セー駅のカテドラル周辺はコロナ前から路上生活者のたまり場で治安が悪く変化無し、セントロやRua 25 de marçoは活気があって既にコロナを脱した印象でした。

午後サンパウロ市南部にある取引先のブラジル本社へ。日系人労働者の送り出しとブラジル在住日系人の日本旅行を手配主催する会社なのだがコロナで2年間青息吐息に、先月からようやく日系3世の査証がサンパウロ日本総領事館で発給されるようになり息を吹き替えしつつあるそう。ERFS受付済証申請や先月から始まった入管オンライン申請、日系4世の在留資格、旅行者の短期査証再開について2時間ほど有意義な情報交換が出来ました。

2022年5月3日 サンパウロ市

朝ホテルで日伯折衷バイキングを食べてからウーバーでブラスにあるサンパウロ州移民博物館へ。ここは1880年代に奴隷制度を廃止し人手不足となったブラジルが外国から移民農業労働者を受け入れるために建てた移民収容所(日本で言うと外国人技能実習生の集合研修施設)をそのまま利用した博物館だそうなのだが石造りの重厚な建物と展示品が面白く訪伯の度に来てしまう場所、今回は小学生が遠足で来ておりガイドの説明をポル語で無料で聞けるという恩恵にあずかることが出来ました(苦笑)。

午後、日本帰国のための72時間以内のPCR検査を受けるためにタトゥアッペからエアポートバスに乗ってグアルーリョス空港へ。帰国当日でも検査は受けられるそうだがブラジルは何が起こるか分からないので前もってということで。しかし350Rsも払わされ鼻に綿棒を突っ込まれるというのは屈辱的(苦笑)。PDFの陰性証明書はすぐ出るが、日本政府が指定する医師の署名入りの紙の証明書は時間がかかるということで帰国日に受け取ることに。

夕方東洋人街に戻り中華料理店で牛肉麺の晩飯。オーナーは中国大陸人だが牛肉麺は台湾のものと寸分も違わず旨いのだがオーナーがポル語出来ないのとクレカ払いに対応していないためか客は私一人。東洋人街は中国や台湾系のお店や料理店が激増していたが日本料理店がブラジル人に受入れられているのと比べ彼らは同国人相手に商売している印象を受けました。

第三回終了。【業務週報2022年5月第3週】

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