先日超久々に東京入管の申請に。コロナ感染のリスクが高く待ち時間が長い東京入管の申請案件は就労系はオンライン申請で済ませ、身分系は知り合いの信用できる関東の同業者に頼んでいるのですが、今回は知人の台湾人配偶者の更新申請でしたし、今に身分系もオンライン申請可能になるでしょうから東京入管の見納めのつもりで自分で行くことに。年末引き受けたときはオミクロン第六波がこんなことになるとは思っても見ませんでしたが(苦笑)。

東京入管の申請は申請人が多く非常に混雑しており、また現在コロナで入場制限をしているため局外で並ばないといけないそうですが行政書士などの取次者は申請時間を予約できる事を知り合いの同業者に教えてもらいネットで月曜朝9時で予約、当日9時前に品川駅からのバスで入管前に到着するとやはり申請人の大行列が出来てましたが、予約してあると行列に並ばずに入管内に入れてしまうのですね。これは便利と感動。

そのまま4階に上がって取次者専用のFカウンターというところに行くと15分位で申請受付完了で今日のお仕事終了。昔名古屋入管にもブラジル人用の日系人専用カウンターやフィリピン人タレントさん用の興行専用カウンターがありましたがこれも便利と感心。そう言えば昔東京入管前は中国の某宗教団体の人たちが抗議活動をしていたり、品川駅の入管行きのバス乗り場の前では怪しい行政書士事務所のスタッフがチラシを配っていたりしていましたが今回は見当たりませんでしたね。

結局予約制度とFカウンターのおかげで滞在一時間足らずで東京入管を脱出することができ拍子抜け。在日外国人の増加に人員や設備が追い付かず常時混雑していた入管局が、コロナで三密が問題になり予約制度やFカウンター、そしてオンライン申請を推奨し出し業務カイゼンされたわけですから皮肉なものというか、利用者や取次者にとってはコロナさまさまという感じでは無いでしょうか。

デジタル庁も出来たことですし今後役所の手続きもオンライン申請化が加速することでしょう。20年近くこの仕事をしてきて「待ち時間」と「在留期限」と「入国予定日」には常に苦しめられて来ましたが、オンライン申請でとりあえず待ち時間の問題が解消されるのは大歓迎、しかし地方出張する必要や入管局での待ち時間に同業者との情報交換が出来なくなるので寂しくなる面もありますね。

といいつつ今月も神奈川出張の予定があります(笑)ので、手伝ってくれる人を募集中です。よろしくお願いします。業務週報2022年2月第2週】

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