新型コロナウイルスにより昨年2020年に開催が延期された東京オリンピックですが、すったもんだの挙げ句開催されることに。といってもコロナはまだ収まっておらず今月に入り東京は感染者数が急増し緊急事態宣言発令中という強行開催みたいな感じなのですが。

東京五輪に関係する外国人の事件や不祥事も続出しております。

東京五輪施設の設営に従事する外国人スタッフが薬物を使用し逮捕という報道。こんな仕事日本人でも出来るのではと思うのですが、こういう予算や特需が東京五輪を中止に出来なかった理由なのかも知れません。

ブラジル代表チームが事前合宿を行っているホストタウンの静岡県浜松市で宿泊しているホテルのスタッフがコロナに感染という報道。選手や関係者の感染も相次いでいて日本に来てから出場を辞退する選手も出ております。

五輪スタッフのウズベキスタン人留学生が同僚の日本人女性スタッフに国立競技場内で性的暴行という報道。過去の問題発言や行動により開幕式の音楽担当者やプログラム出演者、開幕式と閉会式のディレクターの辞任、出演辞退、解任が五輪開催直前になって相次いでいますが人選と危機管理に問題があったのかも知れません。

そしてウガンダ代表の重量挙げ選手の失踪。日本来日後にランキングが下がり五輪出場ができなくなり、「妻や子どものために日本で仕事がしたい」という置き手紙を残し宿泊施設から姿を消し、東海地方の知人を頼って難民認定申請しようとしましたが未遂に終わり、強制帰国させられたそうです。選手や関係者の失踪や難民認定申請は今後も出るかも知れません。

せっかく誘致した東京五輪ですがコロナで無観客となり経済的効果はほとんど無いという本当の意味でのスポーツイベントになったというのは皮肉でしょうね。五輪を観戦応援する海外からの外国人旅行客も入国制限が解除されず来れませんでしたし、特需を期待していたホテルや民泊、飲食業などは落胆が大きいのではないでしょうか。

2025年には大阪万博が行われる予定ですが、これまた二匹目のドジョウというか夢をもう一度という昭和懐古型のイベント、今回の失敗?を糧としてイベントとして成功してもらいたいでしょうが、今の日本にそんな体力知力があるのでしょうか(苦笑)。

「呪われた東京オリンピック」のようになってしまった今回の大会ですが、成功を祈念して、不祥事がこれ以上起きぬよう祈念し、筆を置かせていただきます。

【業務週報2021/29】