今週末は東京出張でしたが、仕事も無事終了したので週末2泊することに。ホテルが丁度昔住んでいた地区にあったので近くを歩きまくって昔の面影を観察してみました。

私が東京に住んでいたのは1990年から1997年で、上京当時はバブル最盛期で1993年頃バブル経済が崩壊、平成不況に突入しいろいろ行き詰まって都落ちという最悪のパターンでしたが(苦笑)、やはり東京は日本の首都だけあって都市が発展、成長しつづけているのに感心してしまいました。私が今住んでいる地方都市なんて人口は減る一方ですし、私が子供だった当時と比べて町並みや商店街もほとんど変化ないですから。

またコンビニや飲食店、ホテルで働いている若者、フードデリバリーの配達員が外国人だらけなのにもビックリ、おそらく少子化で東京生まれの若者が減ったのと就職や進学などで地方から上京する若者が減ったためだと思いますが、それを補完するために留学生の受け入れが拡大されたというの噂もあながち嘘ではないと思います。今はコロナで足踏み状態ですが、今後も東京の外国人の受け入れは増える一方でしょう。

新大久保、高田馬場、池袋周辺では外国人をターゲットにしたお店や外国人が経営するお店が増えたのもここ30年の変化だと思います。東京だと外国人の人口が大きいので外国人だけをターゲットにしても商売成り立つでしょうし、韓流ショップや韓国料理店は日本人にも受け入れられ大行列、地方でエスニック料理店やっても日本人のお客さんは寄り付かないし、同国人だけをターゲットにしても儲からないしトラぶるしという状況でしょうから外国人が日本で商売するのなら東京がオススメでしょうね。ブラジルレストランも東京では高級料理ですから(苦笑)。

一方新型コロナウイルスで在宅勤務、テレワークが普及し東京を脱出し地方に移住する動きがブームだそう。東京の生活は楽しいでしょうが、物価や家賃の高さと通勤ラッシュなどがネックでしょうから、地方に移住できるのでしたらしたほうがベターだと思いますが。人口減少に悩む地方や自治体では移住者に様々な優遇策を行っているようですし。ただ東京育ちのチャキチャキの江戸っ子が日本の地方に移住すると間違い無くホームシックになりそうですが。

そう考えると東京も少子高齢化や転出などで日本人は減る一方、増えるのは海外からやってくる外国人労働者や留学生ばかりでニューヨークみたいな世界都市になっていくのかも知れませんね。

東京オリンピックと東京の発展を祈念して筆を置かせていただきます。

【業務週報2021/14】