ブラジルのパスポートがまたデザインチェンジ、日系ブラジル人労働者受け入れサポートの仕事も考えてみると20年もやっているとはよく続いたもの(苦笑)
コロナによる入国制限や外国人雇用の需要消滅によりビザの仕事も定住者のブラジルだらけに、20年前に戻ったような(苦笑)
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コロナショックが起こり、今まで人手不足で人気だった外国人労働者の失業や雇い止めや生活困難帰国困難が問題になっているようでマスコミに連日取り上げられていますが、私が住んでいる愛知県、特に東部東三河地方の外国人雇用を見ていると至って平穏、マスコミの報道姿勢の違和感を感じずにはいられません。
今回コロナショックが直撃した業種を見ると、外国人旅行客が来なくなってインバウンド需要が消滅した観光や宿泊業、それと過剰な?外出自粛要請によりこれまた売上と雇用が激減した飲食業やサービス業、愛知県はもともと観光地が少なく外国人旅行客が素通りしていたところなのでそもそもインバウンド外国人人材が少なかった、また愛知県は外国人留学生の受け入れ規模が小さく飲食業や小売業に従事するアルバイト留学生も東京や大阪や福岡より少なかったのが外国人の失業が目立たない要因として挙げられると思います。
愛知県で目立つ外国人労働者は製造業に従事する日系ブラジル人労働者とベトナム人の技能実習生、技能実習生は解雇規制が日本人労働者以上に強いですし、実習先の企業の生産が下がって勤務日数が減り月給が減っても愛知県は最低賃金が高いので何とか凌げるのではという気がします。最低賃金の低い県だ即失踪につながってしまうのですが。
日系ブラジル人労働者の解雇がマスコミを賑わせておりますが、私の回りのブラジル人はコロナショック以前同様普通に働いております。日本にいる日系ブラジル人労働者は年齢、労働意欲、人間性、日本語能力などに非常に差があり、解雇雇止めに遭っているのは外国人雇用の裾野の狭い地域の、高齢者、労働意欲の余り無い、日本語能力も無い人たちではないかと思いますが、私の回りにいる自動車関係の製造業に従事する日系ブラジル人は日本人以上の報酬を得ている真面目な労働者なので解雇されることも今のところないと思います。今解雇されるとヤバいので必死ということもあると思いますが(苦笑)。
11年前のリーマンショックは愛知県の製造業、派遣会社、派遣社員を直撃し日系ブラジル人コミュニティーが壊滅し32万人いた在日ブラジル人が半減しましたが、21万人の小ぶりになった今の日系ブラジル人コミュニティーは別の見方をすると滞日年数も長くなり日本に慣れた日系ブラジル人で固められ少数精鋭になったと言えるかも知れません。
ということで日系人労働者のみなさん、頑張ってこのコロナ不況を乗り越えましょう。愛知県なら仕事はあるのでブラジル人のイメージが悪くなるようなことはしないように(苦笑)