お知らせ&業務週報
日系ブラジル人の帰国ラッシュと永住許可厳格化
2026-03-21 入管局や在留資格やビザの話題在日外国人の話題日系ブラジル人の話題業務週報行政書士の話題
先日は去年永住者となって愛知から岐阜に引っ越したリピーターのブラジル人家族からの依頼があり久々に名古屋入管本局へ、入管オンライン申請が始まってから申請はネットでして受取のみ浜松や豊橋の入管出張所で済ますことが多く、混雑が激しく待ち時間が長い本局からは足が遠ざかってしまったのですね、庁内でのタバコも禁止になりましたしね(苦笑。 リピーターのブラジル人家族の依頼はなんと「再入国許可申請」、去年家族での永住が許可され日本に住み続けるのかと思いきや、日本での生活に疲れて母国への帰国を決意、母国で何かあって再度日本に戻って来ることも視野に入れ一応5年の再入国許可を取るようにしたようですね、母国での生活に問題がなければ日本に戻って来ることもなくせっかく苦労して取った「永住ビザ」も失効することになります。 コロナ禍が終わってから物価高騰が続き生活が苦しくなったことを実感する日本人が増えていると思いますが、在日日系ブラジル人の場合円安で母国への送金や投資も目減り、更に2022年からアジア系の若い技能実習や特定技能の外国人労働者や外国人留学生が日本に押し寄せるようになり、派遣社員で高齢化する在日ブラジル人の雇用を奪うような状況で日本での生活を断念、片道切符で永久帰国するブラジル人労働者が増えている感じがします、在日ブラジル人数は現在約21万人で微減しており急増するネパール人に抜かれてしまいましたし、インドネシア人やミャンマー人にも抜かれそうな勢いです。 我が国の少子化と人口減少は止まる気配がありませんので、今後も外国人労働者の受け入れは進むと思われますが、外国人に関するトラブルや問題、犯罪も増加していて、不良外国人を日本に入国在留させないための施策としていくつかの在留資格の審査厳格化が現在行われている最中。永住許可(通称永住ビザ、Permanent visa)も許可された時の収入印紙代値上げ、さらに2027年3月から5年の在留カード所持が要件となることが決定したため現在永住許可申請も駆け込み申請ラッシュが起こっている状況です。 これから技人国や特定技能2号などの在留資格の外国人労働者の家族帯同、定住化、そして永住が進むと思いますが、我が国の場合次から次へと送り出し国を変えて若いコスパの良い外国人労働者を受け入れますので、日本での永住を希望してもやはり日系人のように中高年になって母国への帰国を余儀なくされるのかも知れません。 門戸は大きく開いたが永住させない、定住はさせるが永住させないというのが移民を受け入れないという我が国の外国人政策、日本で永住しようとする外国人がまわりにいたらこういう実情を教えてあげてください。【業務月報2026年3月】 JLPT N1満点合格者の永住申請が約1ヶ月で許可 関連記事: 入管ビザ書類申請代行サービス(申請取次) 日本国から日系4世へのクリスマスプレゼント 外国人増え過ぎで入管処理パンクという悲喜劇 不許可でも感謝してくれたお客さん 再再再申請でようやく下りた在留資格認定証明書 日系人との交流は無駄遣い?未来への投資? 物価高騰と人手不足でエスニック料理店の苦境再び 外国人との多文化共生社会の実現には長い時間がかかる
JLPT N1満点合格者の永住申請が約1ヶ月で許可
2026-02-06 入管局や在留資格やビザの話題日系ブラジル人の話題業務週報行政書士の話題
昨年末に某入管局の出張所に取次で申請した永住申請が許可、申請日が12/17で許可通知のハガキが届いたのが1/27、正月休みを挟んでいますから実質1ヶ月程で許可、通常は半年、外国人が多い東京とかですと1年以上かかると聞くのでかなりのスピード審査です。 この申請者、小さい時に家族で日本に来て母国に一度しか帰ったことの無い南米出身の若者なのですが、すごいと思ったのは日本語能力試験のN1に満点で合格していること。高校生の時に猛勉強して取ったらしいですが、日本人でも難しい問題が多い試験で満点合格はあまりいませんから、十分誇れることだと思います。 仕事も新卒で入社した社保完備の会社で転職せずに働いていて納税や健康保険料、年金支払いの問題もクリア、南米人に多い交通違反や事故も無しという優秀で非の付け所のない申請者で入管も早く許可したのでしょうし見ているところは見ています、今考えると年末の忙しい時期に別にあわてて駆け込み申請しなくても良かったような気が(苦笑。 人手不足や少子化で在日外国人数は爆増していますが円安と物価高騰で質は落ちる一方で外国人絡みの問題、トラブル、文化的衝突や摩擦、外国人犯罪がコロナ後目立つようになり、日本来日ビザや在留資格の厳格化が昨年から遂に始まりました。永住許可や帰化申請も滞日要件や日本語能力の厳格化が予定されていますが、これだけ外国人が増えて職場も外国人だらけ、日常生活も外国人コミュニティー内で同国人と同国語、更に今はスマホがあって24時間母国と無料でコミュニケーションできますから、永住ビザ取得や日本に帰化するために日本語を勉強をするのかと言われても疑問符が付きますね。昔ブラジルに移住した日本人のように1世は一生外国人という風になるのかも知れません。 これから家族帯同と永住申請が可能な特定技能2号の外国人労働者が増えて家族滞在の外国人が増え子弟の教育問題や不登校、非行の問題が必ず起こるはず。愛知県や東海地方は1990年代に日系ブラジル人を受け入れ、上記の問題が起こり克服するまでに20年、30年かかりました。それでも日本生まれ日本育ちと思われるブラジル人の若者の犯罪が今でも報道されますので50年100年という長いスパン、国家百年の計で外国人の受け入れはする必要があると思いますね。 ということで永住ビザが欲しい外国人の方たちは仕事を一生懸命して税金いっぱい払って、悪いことをせず日本語能力試験N1満点取りましょう(苦笑。【業務月報2026年2月】 関連記事: 今年初の不許可の言い訳 日系人を粗末にする国に優秀な外国人は来ない ブラジルの田舎町に日本を去った日系人を訪ねる サンパウロで日系ブラジル人労働者送り出し旅行社を訪ねる 2023年入管許可率が99.75%に低下(笑) 日本国から日系4世へのクリスマスプレゼント 日本人のひ孫を日本によぼうPJT 外国人増え過ぎで入管処理パンクという悲喜劇













