お知らせ&業務週報
2026(令和8年)入管法大改正の悪影響好影響
2026-11-01 入管局や在留資格やビザの話題在日外国人の話題外国人雇用の話題業務週報
ここ数年、というかコロナ明け後日本にやってくる外国人労働者や外国人留学生、外国人旅行客が爆増しいろいろな外国人絡みの問題トラブルや外国人犯罪が増加、その対応として在留資格の要件や審査も厳格化されるようになりましたが、そのトドメというか総仕上げになりそうな入管手数料の大幅値上げが2026年10月1日より実施されました。 問題が無い更新手続きでも今までの10倍、難易度が高く不許可が多い永住許可申請に至っては今まで1万円だった入管の手数料が何と20倍の20万円に、日本人が当事者でしたら根拠も曖昧なこのような実質的増税は政府は出来なかったと思いますが今回の当事者というか受益者は選挙権の無い外国人ですからあっさりと実施されることに、アメリカなど欧米諸国もビザ料金大幅値上げしているみたいですが日本の外国人労働者は低賃金ですからね(苦笑、徴収される高額入管手数料が外国人トラブルや犯罪防止や多文化共生社会実現のために有益に利用されることを祈るばかりです。 入管実務では9月30日までは高額入管手数料を払いたくない在留外国人の駆け込み申請で日本全国の入管局が大混雑、新制度が始まった10月1日からはガラガラ、私の事務所も旧制度が適用される12月中に在留期限の切れる外国人の更新申請は9月中に申請し尽くしてしまったので10月は超ヒマ(苦笑、今年いっぱいはこの閑古鳥状態が続くでしょうし、来年以降は入管の審査厳格化で不許可で帰国を余儀なくされる外国人や高額入管手数料を嫌った外国人の帰国ラッシュが起こるかも知れませんし、行政書士手数料も払えない外国人は自分で入管手続きするようになるかも知れませんししばらくは臥薪嘗胆が続くかも知れませんね。 雇っている外国人の入管手数料や行政書士の取次費用を負担していた所謂ビザサポートのある外国人雇用企業は外国人より安い?日本人雇用に回帰するかも知れませんし、入管手続きを外国人労働者自身にやらせていた企業は外国人社員の退社引き抜きという目に遭ったり、入管手数料の会社負担や給料アップを迫られるかも知れません。ただ人手不足を理由に外国人の雇用を日本人の雇用より優先するブラック企業が淘汰されるのは良いことだと思いますし、それは今回の入管高額手数料導入の副産物、悲しい誤算かも知れません。 というわけで外国人雇用や入管手続にお困りの企業、個人の方がいましたらお気軽にお問い合わせください、ただ以前より値段が大幅値上げです(苦笑 【業務月報2026年11月】 関連記事: 2026(令和8年)は外国人雇用逆風の年? 過熱する避難民支援と多文化共生への違和感 少子化で酒田短大化する日本と台湾の大学 増えた外国人労働者の落ちた日本語能力 やさしい日本語ブームの今後 少子化でお笑い化する日本の教育産業 外国人労働者の過度な転職問題ふたたび 外国人技能実習生の失踪激増とやむ転容認
ブラジル映画「ニホンジン Eu e Meu Avô Nihonjin」
2026-08-29 在日外国人の話題帰化国籍の話題日系ブラジル人の話題業務週報
先日、前評判の高いブラジル映画「ニホンジン Eu e Meu Avô Nihonjin」が名古屋で公開されたというので40度近い猛暑の中鑑賞に。着いた雑居ビルの中にある小さな映画館は既視感があったので聞いてみるとなんとシネマテーク、コロナで一度閉館になったのを有志が復活させたとの事でした、昔台湾映画か何かの映画を見に行った記憶が。 「ニホンジン Eu e Meu Avô Nihonjin」は昨年2025年にブラジルで制作された映画で、オスカー・ナカサト氏という日系ブラジル人が子供の頃の話を小説にしたものが下敷き、ネタバレになるのであまりストーリーは書けませんが、今の日本の外国人(労働者や移民)受け入れ状況と重なる部分が多くいろいろ考えさせられました。 例えば今アジアの途上国から来日する外国人技能実習生や特定技能外国人、留学生などは日本は先進国で賃金も高く稼げると思って日本に来ると思うのですが、実際彼らの受け皿は農業や建設、介護などの3K、静脈産業、衰退しつつある産業や企業が多く「母国で聞いた話と違う」というミスマッチが多々起きてトラブルや犯罪が発生してしまうのですが、ブラジルに渡った日本人農業移民もブラジルは常夏で1年中農業ができる、農地も広くて農業は儲かるという上手い話を信じて渡伯したのが実際は銃で脅され開墾作業をさせられる文字通りの奴隷労働をさせられたわけですから歴史は繰り返すというかこういう「騙し」は無くならないのだなと感心させられました。 ブラジルに渡った日本人移民はきつく半強制的な農業労働に耐えかねてサンパウロ市などの都市部への移動現象が起きましたが、今日本に来ている外国人労働者も最初の数年は受け入れてくれた地方所在の企業で働き、その後転職し賃金待遇の高く生活しやすい都市部へ移動するそうですからここらへんも100年前と全く変わらないというか、全く同じ現象が起こっているのは今日本で流行っている「外国人で町おこし、地方創生」や「外国人で人手不足解消や人口減少阻止」が上手くいかないわけだなと思わされました。 映画の中でブラジル生まれの主人公が日系3世なのに日本語が話せず日本人のお爺さんと意思疎通が難しいという場面がありましたが、今日本に住む在日ブラジル人も日本生まれや日本育ちが増えてポルトガル語しか話せない親や祖父母と難しい話ができないという問題をよく見聞きしているのでこれまた考えさせられました。 というわけで外国人受け入れに携わっている人には勉強になるのでオススメですし、外国人ヘイトの人にもそんなイライラしても仕方が無いよということが分かると思うのでオススメ、日本生まれ日本育ちでブラジル人であることが恥ずかしいと思っている日系ブラジル人の若者は必鑑、まだ公開中ですので近くの映画館で公開されていたら鑑賞をお薦めします。【業務月報2026年9月】 関連記事: コロナで進む在日外国人の日本国籍取得? ブラジル映画「アイム・スティル・ヒア(Ainda Estou Aqui)」 時給1500円が2023年の実勢最低賃金? 定住外国人の生活保護受給叩き再び 映画ファミリアへの違和感と保見団地再訪 日系人との交流は無駄遣い?未来への投資? 物価高騰と人手不足でエスニック料理店の苦境再び 令和の日本にエスニック野菜栽培ブーム













