先週末は2週間ぶりに北海道の道東オホーツクへ、何故かまた航空券とホテルが予約できお盆時期は予約一杯で借りられなかったレンタカーも4日間フルに借りることができ網走、知床、根室、釧路を効率的に回ることが出来ました。

コロナが明けて日本全国外国人旅行客だらけ、今年の夏は外国人旅行客によるマナーの悪い富士山弾丸登山や遭難事故などオーバーツーリズムや観光公害が再び問題となっていますが北海道の道東を旅していても外国人旅行客の姿を見ることはあまりなく自然溢れる観光地なのにもったいないような気にさせられました。聞くところによると北海道を訪れる外国人旅行客は交通の便利な札幌ニセコ函館の辺りに集中してしまうようですし、札幌まで新幹線が開通すればその流れは加速してしまうのかも知れませんね。

8月下旬に日本政府が福島第一原発の処理水放出を開始し、復活すると期待されていた爆買い中国人旅行客も来なくなり、更にはホタテをはじめとする日本産海産物の中国への輸出が停止されてしまうという北海道をはじめとする地方の観光地や生産地にはあまり良くない状況に。

2012年にも尖閣諸島問題が原因で反日運動が起こり中国人旅行客が来なくなりましたし、2020年にも新型コロナウイルス、そして今回の福島第一原発処理水問題と中国人旅行客は金のなる木なのかも知れませんが台湾でも日本でも中国人旅行客は政治カードのような使われ方をしてあまり安定しないような気がしますがいかがでしょうか、いわゆる「一條龍服務」で航空券も宿泊施設もバスもお土産も免税店も囲い込まれていて中国人側にしかお金が落ちないようになっていますし。

超円安局面ですと稼げず貯金仕送りが目減りする外国人労働者が日本離れを起こす一方外国人旅行客が日本に押し寄せて観光や宿泊業が超人手不足になることがコロナ以降明らかになりましたが、外国人旅行客を受け入れるために外国人労働者を受け入れるのはあまり良くないというか愚の骨頂馬鹿の極みのような気がします。2025年の大阪万博、2030年には訪日外国人旅行客6千万人を日本政府は目標にしているようですが、観光公害や外国人犯罪を起こす外国人や日本にお金を落とさない外国人ばかりが日本に来るようにならなければ良いのですが。

北海道では海産物や名物を山ほど食べましたがすこぶる美味しくかつ食後も体調に変化が無かったことを付け加え筆を置かせていただきます。【業務週報2023年9月第2週】