先週2023年6月2日に季節外れの台風2号により愛知県の三河地方、私が住む豊橋市や静岡県の遠州地方で大雨が降って結構な水害が発生、後でニュースを見ると線状降水帯が起こり、よく話に出る伊勢湾台風や七夕豪雨より降水量が多かったという数百年に1度レベルの出来事だったようなので備忘録として書き留めておくことに。

速度の遅い台風2号が発生上陸の可能性があるということはニュースで知っていたのですが、まさか梅雨もまだ来てないのに台風なんて来ないだろうと皆さん高を括っていたはずだと思います。当日も台風特有の大風も無く午前中は雨もそれほど降ってなかったんですね。午後から大雨が降るという情報が入っていたので事務所の仕事は午前中でオシマイにしましたが、私は午後から名古屋に行こうかなと考えていたくらいです。

それが昼過ぎからものすごい雨が降ってきてスマホの緊急メールで豊橋の梅田川氾濫、柳生川氾濫、豊川と豊川放水路氾濫の危険性がという速報が立て続けに。梅田川と柳生川はたまに氾濫するので気にも止めなかったのですが、豊川放水路が氾濫するのは恐らく初めてのことなのでビックリさせられました。

15時頃事務所前の国道23線もガード下が冠水したためか通行止めに、その頃から豊橋市内の道路が各所で冠水し帰宅ラッシュの車が道路に溢れて大渋滞が発生、夕方コンビニに行こうと外に出るとなんとマンション前の道路もくるぶし程までですが冠水していて今回の大雨がただ事ならぬことを実感させられました。

強い雨は夜遅くまで続いたそうですが次の日に起きるとすでに台風一過の良い天気、しかし豊橋の国道一号線や豊川の国道152号線では大規模な冠水や水没した車により大渋滞が続いていたそうです。コンビニやスーパーに行っても生鮮品は無かったですから。新幹線も長時間止まったそうなので名古屋に行ってたら帰宅難民になっていたことでしょう。

結局豊橋市では車が水没し1名がお亡くなりに、聞くところによると農家さんのビニールハウスや自動車ディーラーが浸水で被害を受けたそうです。豊橋市は現在2万人近くの外国人住民が住んでいるのですが、地震や津波は市役所もよく注意喚起しているので覚悟していたと思うのですが今回の大水害は想定外だったのではなかったでしょうか。

地震も津波も怖いですが水害も結構怖いものだと身をもって実感させられた今回の大水害でした。被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。【業務週報2023年6月第2週】

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