コロナ禍以降何故か日系ブラジル人関連のお仕事の依頼が復活というか急増していて彼らの母語であるブラジルポルトガル語を使う機会が多いのでこれを機にポルトガル語を学び直してみることに。ネットで探すと某外大がオンラインでポルトガル語講座をやっていたので2023年の4月からのコースを申し込んで4ヶ月勉強してみました。
受講したのはポルトガル語(中級以上)I(ブラジルポルトガル語) (CEFR B1)というレベルの講座で週1回Zoomというアプリを使った遠隔授業で先生はなんとブラジルのリオ在住のブラジル人、生徒は地球の裏側にいる日本在住日本人ということで技術の進化を感じました。学習者が少なくて開講が難しい語学講座は今後オンライン講座が活用されるのではないでしょうか。
模擬授業も無かったのでどの位のレベルでどういうふうな授業なのか受講するまで想像も出来なかったのですが、授業はすべてポルトガル語で行われたのでレベル的には結構難しかったですね。定員25名で6名が受講、途中2名が脱落し結局最後まで受講したのは3~4名というほとんどプライベートレッスン状態、やはり英語や中国語などのメジャーな言語と比べるとポルトガル語はマイナー言語であることを実感させられました。
授業もやはり今風でブラジルのユーチューブの動画やSNS、ニュースを見て聞き取ってポルトガル語で書いたり、内容を先生がポルトガル語で聞いて答えたり、感想をポルトガル語で他の学習者に伝えたりという学習が多かったですね。宿題課題もあって面倒くさくなって知り合いのブラジルに課題の作成をしてもらったら先生にバレて怒られましたが(苦笑)。
ただポルトガル語は日本人からすると発音が簡単でカタカナ読みで結構通じるので英語や中国語みたいに発音の練習をする必要があまりないですし、会話に必要な単語も日本語や中国語よりは少ないと思うので数年勉強すれば日常会話位はできるようになると思いますので学習するにはオススメ、逆に発音も難しく覚える単語や言い回しも多い中国語を極めるのは本当に難しいなと思いましたが(苦笑)。
ただ語学の学習は若ければ若いほど習得が早いと思いますので若い皆さんは積極的に外国語を学習することをオススメします。日本にいても外国語を使う機会は増える一方でしょうし、日本経済や雇用の悪化から今後海外に移住を強いられる日本人も増えるでしょうからね。私もボチボチ学び直しを続けていきたいと思います。【業務週報2023年8月第1週】