今月時間的に余裕があったのと(要は仕事が暇)第8波到来が怖いのとブラジル情勢で変化があり年末ブラジル行きの可能性が出てきたので前倒しして本当は来月行く予定だった台湾を3年ぶりに訪問することに、2019年以来3年ぶりの訪問です。
ちょうどセントレアから台湾行きのLLCが飛んでいたので割安な料金で訪台できたのですが、先月フィリピンを訪問したときはT1だったのが今回はT2からの出発、駅から歩かされるはラウンジは利用できないはでやはりLLCは安かろう悪かろうであることを実感(苦笑)、値段を取るか利便性を取るかという問題でしょうが。ターミナルも閑散としてましたし飛行機の搭乗率もまだまだといった印象でした。
日本もコロナ禍の3年でいろいろ変わったので台湾も変化があるだろうと危惧していたのですが、到着したところ外見上は以前と変わらぬ良いところという印象、昔から利用させていただいている台北駅近くの安宿もいろいろあったみたいでしたが健在でしたし、台北市内の行きつけの飲食店や飲み屋も潰れずに頑張ってました、私の好きなお店は地元の人をターゲットにした安いところが多いのでそういうところは潰れにくいのでしょう。
ただビックリしたのはやはり台湾の物価高騰と日本の超円安、コロナや台湾の半導体景気もあるでしょうが台湾は民進党が政権を握ってから貧困対策に力を入れ毎年大幅に最低賃金を上げていてそのおかげ?で物価も上がってしまったのでしょうね。ここ10年賃金は上がらず物価だけが上がって不況に突入した日本とだいぶ違います。台湾ドルと日本円との為替相場も私の感覚だと1台湾ドル2~3円くらいだったのですが、今や5円に近づく勢い、ここでも国力の勢いの違いを見せつけられました。
一例を挙げると、台湾の台北の行きつけ店で食べた格安台湾ステーキですが、以前は確か200元で1台湾ドル2.5円で日本円にすると500円位で食べられてCP値が非常に高かったのですが、今回同じものを頼むとステーキ自体が値上がりしていて220元、さらに超円安で1台湾ドル5円とすると日本円で1100円で日本で流行っている1000円ステーキの消費税込みの価格とちょうど同じ値段に(苦笑)、早餐店で朝飯として食べたダンピンとアイスコーヒーのセットも90元で今の為替相場ですと私が日本で食べている喫茶店のモーニングセットより10円高いという状況なのですね。
報道で見た「1人あたりGDPで、台湾が日本を抜いた」、「もはや日本は豊かな国ではない」というのはこういうことだったのかと実感させられた次第ですが、長くなってきたので続きは来週ということで。
【業務週報2022年11月第3週】