昨年第5波が過ぎオミクロンも日本国内では大した感染者も出ずもうコロナもこのまま終息するのではと思われてましたがやはり来ました第6波、しかも沖縄を震源とした津波のような大波です。

実は年末年始を沖縄で過ごしていたのですが、行き帰りの飛行機は混んでましたが現地沖縄はやはり外国人観光客がいないせいでしょうが観光スポットも閑散としていましたし、宿泊施設や飲食店もちゃんと感染対策が取られていたのに愛知に戻って数日後にこんな事態になってビックリ。何故沖縄でこんなに感染者が激増したのか不思議に思ったのですが、そこに抜け穴が。そう沖縄に集中する米軍基地です。沖縄でも基地のある中部から感染が広がったようですし、山口や広島など米軍基地に近い県での感染者が目立つ状況を考えると関連があると言わざるを得ないでしょう。

在日米軍は日米地位協定(SOFA)により上陸許可や上陸審査を免除されており在日米軍基地内の空港から日本に上陸すれば空港検疫も受けずに日本に入国できてしまうのですね。これではいくら日本人や在日外国人に大して厳格な空港検疫や隔離をやったり新規入国外国人に対して入国制限をしてもオミクロンが市中感染するはずです。

しかしこのオミクロン第6波でまたまた新規入国外国人の入国制限緩和は遠のくことでしょう。入国制限継続しても既にオミクロンは日本全国で市中感染していますし、米軍基地という抜け穴はありますし、ワクチン接種も進んで重症化リスクも低く死亡者もほとんど発生していないのに関わらずです。

台湾では既に外国人留学生や外国人労働者の受け入れを昨年下半期から再開しており罰金有りの厳格な21日間隔離で市中感染もほとんど出ておりませんし、語学学校の私費留学生の受け入れも3月から再開するそう。日本のこの慎重さ、頭コンクリさは何なんでしょうか(苦笑)。

一応昨年末に発行済の在留資格認定証明書(COE)の期限が4/末まで延長されましたので、それまでに新規入国外国人の入国を日本政府が認めるのか注視していきたいと思います。【業務週報2022年1月第2週】

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