弊事務所は愛知県豊橋市で豊橋ナンバーの自動車関係の登録手続代行を行っている行政書士事務所ですが、先月より売上が激減、コロナ禍がようやく終わった今頃廃業倒産の危機にというトホホな状況に。

売上激減の直接的な原因はやはりBM問題、BM社との取引は幸い無かったのですがマスコミ報道などによる中古車販売業者へのイメージ悪化で中古車全体が売れなくなり他の問題の無い善良な業者さんや私のような下請取引業者までとばっちりがという状況です。

中古車販売業界はコロナの影響もそれほど受けず逆に半導体不足による新車の納期遅れを嫌うお客が流れてきてここ数年いわゆる「中古車バブル」状態だったのですが、その唐突な終わりがこんなふうだとは誰が想像したでしょうか(苦笑)、正に驕れるナントカは久しからずです。

起業してから20数年、リーマンショック、東日本大震災とその後の民主党政権下の謎の円高不況と今まで2回ほどピンチがありましたが、まだ日本経済も元気でしたし私も若かったので何とか凌げました。しかし今回の中古車バブル崩壊不況?は超円安による原材料費や物価高騰、少子高齢による超人手不足と人件費高騰、増税や社会保障費負担増など悪い要素が玉になっていて以前と比べ良い展望が開けないと思っている人が多いのではないでしょうか、来月から零細個人事業主殺しと言われるインボイス制度も始まりますしね。

自動車販売自体も団塊の世代の高齢者の方たちが免許を返納し出していますし、今の若者は昔ほど自動車依存症ではないでしょうから今までの販売登録台数を維持するのは難しいでしょうし、インターネット申請やOSSなどで手続も簡略されるでしょうからこの業界もどう考えてもジリ貧でしょうね。

今後の人口減少、労働力減少を考えるとしばらくというか当分日本の経済が上向くことは無いでしょうし、上向くときは我々のような団塊の世代ジュニアが死に絶え現役世代に介護の負担が無くなる時、現在のつぼ型の人口ピラミッドが富士山型か釣鐘型に戻る時なのでしょうね。

今後未曾有の勢いで人口減少と高齢化と日本経済の縮小が進んでいくと思います。今の物価高騰、人手不足や、サービスの悪化も終わりの始まりなのでしょう。なんか絶望的な話になってしまいましたがこの苦境を乗り切り2024年を迎えたいと思います。ということでお仕事のご依頼お問い合わせよろしくお願いします(苦笑)

【業務週報2023年10月第1週】