来月2022年10月中旬より日本が外国人観光客の査証免除(ノービザ)と個人旅行者の受け入れを再開、同時に台湾も査証免除再開と入国後の強制隔離を廃止することになり本格的に外国人旅行客の受け入れが再開されることになりました。台湾では既に日本行きの航空券が爆売れしているようです。
しかし今原油高で航空券もコロナ前と比べると大分値上がりしてしまいましたし、超円安による原材料費高さらに人手不足による物価高騰、コロナ禍で日本のインバウンドビジネスも壊滅的な被害を受け潰れたり廃業したホテルやゲストハウスも多いでしょうから、超円安を呼び水に外国人旅行客が日本に押し寄せたら一体どういう事態になるのでしょうか、大分混乱が起こるのではと予想しておりますが。
一方日本人の台湾旅行も以前のような格安ツアーや週末弾丸旅行は航空券価格高騰で難しいでしょうし、超円安で両替しても以前より台湾ドルは少ないでしょうし、台湾もインフレで物価が大分上がり現地での支出も多くかかるでしょうから以前のように安い海外旅行先としての台湾という選択肢はもう無いのかも知れません。超円安が是正されインフレがおさまるまで海外旅行自体が日本人にとって高嶺の花になるのかも知れません。
私も一応10月にフィリピン出張、12月に台湾出張をする予定で航空券を手配したのですがコロナ前と比べ就航する航空会社の数は減ってしまいましたし、本数も少なくなってしまいましたし、燃油サーチャージもかかりますしという状況でFSCのチケットが高すぎて買えずLCCで海外出張という羽目に(苦笑)、現地のホテルも円で予約すると割増感がすごい日本が貧乏になったことを実感する結果に。
フィリピンと台湾に出張する目的も日本で就労する外国人労働者の確保ですが、今のような超円安ですと仕送り目的で来日する外国人労働者にとっては賃金が以前と比べ3割ほど減少するような状況、そういう状況を理解できる優秀で賢い外国人労働者は日本行きを止めて別の国に就労に行くでしょうから、外国人労働者の質の劣化や外国人労働者による犯罪が増えるわけです。この仕事もそろそろオワコンかも。
入国制限が解けコロナ禍もようやく終わりが見えてきましたが今度は超円安やインフレが、コロナはマスクやワクチンという防御法がありましたが外国人旅行客の受け入れ再開で超円安やインフレが収まるのか、今後も注視していきたいと思います。
【業務週報2022年9月第4週】