入管局のオンライン申請の範囲が広がったのが2022年3月で今月で半年、遠方の入管局へ申請受領に行く時間と待ち時間(最長6時間!)が省略できるので活用させてもらってますが、まだいろいろな問題点が。

先月、入国制限解除後の3月に来日された外国人の方の親族訪問90日の短期滞在の在留資格の訳あり更新の依頼があり無事90日で更新許可されたのですが、短期ビザの更新はオンライン申請できないのですね。というかもともと特別な事情が無いと更新自体認めていないようですが。というわけで40度の猛暑の中申請と受領で入管局を往復するはめに。その他不許可が多く添付資料が多い永住許可申請もオンライン申請できないのは理解できますが、永住者の在留カードの有効期間の更新申請がオンライン申請が出来ないのは腑に落ちませんね、旅券の期限切れや在留カード期限切れの人たちが多いためなのかも知れませんが。

またオンライン申請で追加資料の要求が来たときもオンラインで追加資料を提出できる場合と紙の資料を郵送で提出される場合と2パターンありますがこれは何なのでしょう(苦笑)。多分審査官の性格の問題なのだと思いますが。

審査官の性格というと、入管局の申請の場合、申請する(地方)入管局により審査期間や追加書類に大分違いがあるのには驚かされます。名古屋入管ですと日系人の定住者の認定申請には2ヶ月位かかるのですが、先日オンラインで申請した大阪入管は1ヶ月かからず許可、逆に京都入管や東京入管にオンラインで申請した定住者や日配の更新申請は名古屋入管では要求されない追加資料を要求され異常に時間がかかっています。

その他、入力でも大文字小文字の区別が必要だとか、入力後は訂正できないとか、一つのIDで1台のPCでしか利用できず知らずにログインすると使用中のPCで入力中の申請が強制的にログアウトされパーになるとか(笑)、認定申請の場合証明書用の封筒をわざわざ送らないといけない(着払いの宅急便で送れないの?)とかいろいろな問題がありますが進化過程であり徐々に使い勝手が良いシステムになることを願ってますが。

現状認定申請、更新申請、変更申請は日本全国オンライン申請可能ですので在留資格の申請でお困りの方はお気軽にお問い合わせいただければと思います。現在問い合わせ中の那覇入管の認定申請はオンライン申請ではなく紙の申請で出そうと思ってますが(笑)。

以上夏バテネタ切れの雑文でした。熱中症コロナ感染に気を付けましょう。【業務週報2022年7月第1週】

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