お知らせ&業務週報
飲食業・外食業と外国人労働者
2026-04-04 入管局や在留資格やビザの話題台湾の話題在日外国人の話題業務週報
先日知っている中国料理のお店が突然休業、いわゆる東海地方によくある「ニセ台湾料理店」ですが中国人のオーナーに中国語でこっそり頼むと裏メニューで中国東北地方の滅茶辛いガチ中華を出してくれるような面白いお店でした、コロナ禍も乗り切ったのですがコロナ後の原材料高騰、水道光熱費高騰のほうが経営的にはキツく、外国料理調理師の技能の在留資格や経営管理の在留資格厳格化に息の根を止められたのかも知れませんね。 インネパ料理店を始めとする安いだけのなんちゃってエスニック料理店がここ10年で増えすぎて競争過多に、今回の厳格化は出店規制で本物が生き残る試練だと:インドカレー店はあと3年で激減、新大久保は「廃墟」になる? 経営・管理ビザ「厳格化」でレストランが直面する理不尽https://t.co/6kNBXP9E47 pic.twitter.com/KnNrK034kW — OfficeShibata (@officeshibata) February 12, 2026 昨年秋から始まった経営管理の在留資格厳格化を直撃しているのはいわゆる「インネパ料理屋」と言われるネパール人経営のインド料理店。旧基準ですと500万円の資本金で株式会社と店舗を作れば経営管理の在留資格が取れたので、居抜きで古くて家賃の安い店舗借りて自分たちでDIYで看板や内装作って低予算でインネパ料理を開くネパール人が急増、私が住む人口35万人の地方都市でも市内にインネパ料理店が数十店舗もあるのですからレッドオーシャンというか明らかに過当競争でいろいろな問題が、厳しすぎだと怒っている外国人支援者や行政書士がSNSで散見されますが実情や内情が分かっているのか、知らず知らずに人権侵害や違法行為に加担していなければ良いですが。 外食の特定技能の受け入れ停止でうろたえている業者が多いみたいだが受け入れ先も支援機関も人手不足でバタバタしているので人数制限に気が付かなかったのかも:外食業界の特定技能1号「受け入れ停止、店のシフトが…」店長の店も https://t.co/xFGIX5a5N0 pic.twitter.com/N7NgNC2Vuc — OfficeShibata (@officeshibata) March 27, 2026 また3月末には外食業の特定技能外国人が人数制限上限に達しつつあるということで受け入れ一時停止が発表され外国人雇用業界に衝撃が。「騙し討ちだ」とか「聞いてないよ」みたいな意見が多かったと思いますが、特定技能の仕事をやらない私でさえ特定技能に受け入れ上限があるのを知っていたのでコロナ後の特定技能バブルでバタバタしたか儲かりすぎて浮かれていて上限の事を忘れていたのだと思いますがいかがでしょう。 飲食業・外食業で外国人労働労働者の活用が目立つようになったのはコロナ禍の後、コロナショックで解雇した従業員が戻ってこない、外食業自体他の産業に比べ給与待遇が悪く日本人労働者に避けられる、採用コストや人件費を削減したいなどいろいろな理由や思惑があって外国人雇用に走ってしまったと思いますが接客業は日本語能力やサービス業、客商売特有の機転が必要で外国人には難しい職種の一つだと思いますし日本人の学生バイトや主婦パートの雇用を奪っている面もあると思いますが。 来月から外国人メイドの受け入れを拡大する台湾で8千人の保母が失業の危機という報道、特定技能で数十万人外国人労働者を受け入れた日本は一体何万人の日本人失業者が:外籍幫傭申請放寬衝擊保母就業 林淑芬爆:恐釀8000人失業 https://t.co/nlyLHNg5pU pic.twitter.com/Jqb5JHIHw3 — OfficeShibata (@officeshibata) March 28, 2026 お隣台湾の政府が本当に人手不足な介護を除く飲食業や宿泊業の外国人労働者受け入れを認めないのも「外国人労働者に自国民の雇用を奪わせない」という政策やポリシーが一貫しているためだと思います。台湾では就業安定費という外国人雇用税があり外国人労働者を雇う企業が1人外国人労働者を雇うと毎月数千元の税金を払い台湾人の雇用維持に努めるようになってします。そうしないと少子化で若い労働者が少ない台湾のような国では企業は若くてコスパのよい外国人ばかり雇うようになってしまいますからね。日本で外国人へのヘイトスピーチや排外主義が蔓延するようになったのも雇用の問題だと思いますがいかがでしょう。【業務月報2026年4月】 関連記事: 少子化でお笑い化する日本の教育産業 令和にはこびる怪しい外国人違法ビジネス大全 2026(令和8年)は外国人雇用逆風の年? 令和の夏に目立つ外国人の水難遭難事故報道 外国人技能実習制度ニ重大ナ欠陥アリ ベトナム人元技能実習生による連続緊縛強盗事件 外国人犯罪列島日本 台湾台北の異國料理店で食中毒事件
日系ブラジル人の帰国ラッシュと永住許可厳格化
2026-03-21 入管局や在留資格やビザの話題在日外国人の話題日系ブラジル人の話題業務週報行政書士の話題
先日は去年永住者となって愛知から岐阜に引っ越したリピーターのブラジル人家族からの依頼があり久々に名古屋入管本局へ、入管オンライン申請が始まってから申請はネットでして受取のみ浜松や豊橋の入管出張所で済ますことが多く、混雑が激しく待ち時間が長い本局からは足が遠ざかってしまったのですね、庁内でのタバコも禁止になりましたしね(苦笑。 リピーターのブラジル人家族の依頼はなんと「再入国許可申請」、去年家族での永住が許可され日本に住み続けるのかと思いきや、日本での生活に疲れて母国への帰国を決意、母国で何かあって再度日本に戻って来ることも視野に入れ一応5年の再入国許可を取るようにしたようですね、母国での生活に問題がなければ日本に戻って来ることもなくせっかく苦労して取った「永住ビザ」も失効することになります。 コロナ禍が終わってから物価高騰が続き生活が苦しくなったことを実感する日本人が増えていると思いますが、在日日系ブラジル人の場合円安で母国への送金や投資も目減り、更に2022年からアジア系の若い技能実習や特定技能の外国人労働者や外国人留学生が日本に押し寄せるようになり、派遣社員で高齢化する在日ブラジル人の雇用を奪うような状況で日本での生活を断念、片道切符で永久帰国するブラジル人労働者が増えている感じがします、在日ブラジル人数は現在約21万人で微減しており急増するネパール人に抜かれてしまいましたし、インドネシア人やミャンマー人にも抜かれそうな勢いです。 我が国の少子化と人口減少は止まる気配がありませんので、今後も外国人労働者の受け入れは進むと思われますが、外国人に関するトラブルや問題、犯罪も増加していて、不良外国人を日本に入国在留させないための施策としていくつかの在留資格の審査厳格化が現在行われている最中。永住許可(通称永住ビザ、Permanent visa)も許可された時の収入印紙代値上げ、さらに2027年3月から5年の在留カード所持が要件となることが決定したため現在永住許可申請も駆け込み申請ラッシュが起こっている状況です。 これから技人国や特定技能2号などの在留資格の外国人労働者の家族帯同、定住化、そして永住が進むと思いますが、我が国の場合次から次へと送り出し国を変えて若いコスパの良い外国人労働者を受け入れますので、日本での永住を希望してもやはり日系人のように中高年になって母国への帰国を余儀なくされるのかも知れません。 門戸は大きく開いたが永住させない、定住はさせるが永住させないというのが移民を受け入れないという我が国の外国人政策、日本で永住しようとする外国人がまわりにいたらこういう実情を教えてあげてください。【業務月報2026年3月】 JLPT N1満点合格者の永住申請が約1ヶ月で許可 関連記事: 入管ビザ書類申請代行サービス(申請取次) 日本国から日系4世へのクリスマスプレゼント 外国人増え過ぎで入管処理パンクという悲喜劇 不許可でも感謝してくれたお客さん 再再再申請でようやく下りた在留資格認定証明書 日系人との交流は無駄遣い?未来への投資? 物価高騰と人手不足でエスニック料理店の苦境再び 外国人との多文化共生社会の実現には長い時間がかかる













