名古屋入管(浜松豊橋出張所)へのVISA在留資格在留カード申請代行、外国人雇用のサポートを行う開業20年の愛知県の行政書士事務所です

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    お知らせ&業務週報

    令和の日本にエスニック野菜栽培ブーム

    先日知り合いのブラジルつながりの日本人の方がブラジル人に人気の芋「キャッサバ(ポルトガル語ではMandiocaやAipimと言います)」を栽培し販売しているのをSNSで知って、これまた知り合いのブラジル人に聞いてみると「是非欲しい」ということなので購入申込し隣町にある畑まで受け取りに。 畑に着くと既に別のお客さんがキャッサバ掘りをしていてその方なんとインドネシア人、知らなかったのですがインドネシアでもキャッサバは人気らしく、しかもブラジル人は食べない葉っぱまで食べるようで熱心に葉っぱ摘みをしていたのが印象的でした。 在日外国人の増加とともに日本人にはあまり栽培されない、馴染みの無い野菜や果物の人気や需要が高まっているようで在日ブラジル人でキャッサバ、シューシュー(ハヤトウリ)、ジロ(ナス)、コウヴィ(ケール)というブラジル野菜を栽培してブラジルショップにSNSを利用してコミュニティー内で販売する人が今結構多いんですね、そのせいでキャッサバ価格は値崩れしてしまったそうですが(苦笑。 愛知県の人口減少が進む自治体ではキャッサバを使った面白い町おこしも行われています。キャッサバを植えて休耕田や耕作放棄地の解消、在住ブラジル人の雇用創出、ブラジル人との国際交流や多文化共生社会の実現を目指しているそうです。 在日ブラジル人も高齢化が進んでいて年取って労働密度が高い工場の仕事が出来なくなる人が増えていますので、過疎と人口減少に悩む自治体が就農を支援するというのは面白い試みだと思います。今増えている特定技能外国人で将来農業で独立起業する人も出てくるでしょうしね。 今年2024年はコメ不足や価格高騰が問題になりましたが手間やコストがかかる稲作は人口減少の令和ジャパンでは廃れる一方でしょうから日本米の価格はこれからも高止まりするはず、今後日本でも安い芋食がスタンダードになる時が来るかも知れませんね。【業務週報2024年11月第3週】 時代で変わるエスニック料理店の役目役割 関連記事: 令和にはこびる怪しい外国人違法ビジネス大全 令和の夏に目立つ外国人の水難遭難事故報道 外国人技能実習制度ニ重大ナ欠陥アリ ベトナム人元技能実習生による連続緊縛強盗事件 帰国困難、生活困難外国人問題の落とし所と行き着く先 在日ベトナム人の犯罪報道4連発 外国人技能実習生の失踪激増とやむ転容認 昭和のアパッチ族と令和のアパッチ族

    外国人技能実習生の失踪激増とやむ転容認

    常に問題やトラブルが起こって運用変更や厳格化が起こる感じのある外国人技能実習制度ですが、2024年11月1日からやむを得ない事情がある場合の転籍(以下「やむ転」と省略)の運用が変更されましたので今回はその経緯と背景について解説してみたいと思います。 発展途上国の若者を日本の企業で有給インターンさせて技能や日本語を習得させ日本の優れた技術を海外に移転し国際協力に寄与するというのが技能実習制度の本来の目的理念だと思いますが、実際には日本人の労働者が雇用採用できない斜陽産業の中小零細企業や個人事業主の人手や労働力確保、賃金待遇を上げないための裏ワザとして活用されているのは公然の事実だと思います。 コロナ前はそれでもなんとか技能実習制度で回っていたのですが、コロナが終わって超円安と物価高騰で稼げなくなった技能実習生の失踪と不法滞在が顕在化、失踪後も以前は不法就労で人手不足解消に寄与していたのに、空き巣、強盗、銅線泥棒などの犯罪に関与し逮捕される元技能実習生の犯罪が連日報道される事態になってしまったのですね。 昔は失踪して不法就労でまだ人手不足解消に寄与していたが、今は犯罪、やむ転要件緩和と就労可能化で技能実習生の失踪減るのだろうか:「職場を逃げ出し、生活費に困り盗みを繰り返す」検察指摘 元技能実習生の男の初公判 | https://t.co/ORdJ1AaGrl pic.twitter.com/e2jhWP8OJn — OfficeShibata (@officeshibata) November 2, 2024 技能実習制度の大きな欠陥として技能実習生が配属先企業(実習実施者)と給与待遇や職場の人間関係で合わない、トラブルになっても転職(転籍)できないという問題があり、悪い組合(監理団体)や実習実施者は入管や外国人技能実習機構から処分を受けないために技能実習生を強制的に途中帰国させトラブルを事件化させないようにするようですが、中国やベトナム、カンボジアなどの渡日費用や前借金の大きな国から来ている技能実習生はそれを察知し事前に失踪するのですね、まるでキツネとタヌキの化かし合いのような状況です。 元技能実習生の不法滞在ベトナムボドイが山沿いに立てこもって悪さを、昔の中核派セクトのようだがどうやって落とし所を:山あい住宅強盗 ベトナム人2人 松本の事件で再逮捕へ https://t.co/9gc9MvPWyC pic.twitter.com/NtvOA5VE0j — OfficeShibata (@officeshibata) September 17, 2024 現行の技能実習制度では技能実習生の失踪や犯罪が食い止められなくなり遂に技能実習制度は一旦廃止され2027年から転籍可能な育成就労制度にシフトすることに決まったのですが、治安悪化が懸念されている今、失踪技能実習生の外国人犯罪を食い止めるために前倒しして現行の技能実習制度でもやむ転を容認したというのが本当のところだと思います。 やむ転容認で技能実習生の失踪が止むかどうかはまだ不明ですが、やむ転の要件が実習実施者の各種ハラスメント、法令違反、契約違反らしいので外国人支援団体にとっては大きなビジネスチャンス到来といった感じ、労働組合も監理団体許可をとって技能実習制度に参入すれば面白いと思いましたがいかがでしょう(苦笑。 「機構には自分たちがやったことを反省してほしい」 。ベトナム人技能実習生にゆすられ70万円も取られるとは、その70万円も税金が原資だと思うけど:“労組脱退促すようなメール” 技能実習機構と労組 和解成立 https://t.co/ZjMv87K36v pic.twitter.com/lPLNyvHiq8 — OfficeShibata (@officeshibata) November 2, 2024 またお隣の台湾でもコロナ後外国人労働者の失踪が急増、台湾でもやむ転のような制度があり転職希望の外国人労働者が雇用主のセクハラやパワハラを捏造するという事件も度々起こってますので、今後技能実習生を使用する雇用主はボディカムを装着しないといけないかも知れませんね(苦笑。どう転んでも良くならない技能実習制度について語ると最後には笑い話になってしまいますが今回はこんな感じです。【業務週報2024年11月第1週】 外籍看護という日本人が知らない台湾 関連記事: 令和にはこびる怪しい外国人違法ビジネス大全 令和の夏に目立つ外国人の水難遭難事故報道 ベトナム人元技能実習生による連続緊縛強盗事件 外国人技能実習制度ニ重大ナ欠陥アリ 在日ベトナム人の犯罪報道4連発 昭和のアパッチ族と令和のアパッチ族 開国か鎖国か再考 台湾でベトナム人を乗せた密入国船が難破

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