日本と台湾で入国制限緩和のニュース

先日報道で流れた3月1日からの日本の新規入国外国人と3月7日からの台湾の外国人ビジネス客受入れの内容とガイドラインが2月24日に両政府から正式に発表されました。

水際対策強化に係る新たな措置(27)

日本の場合、報道通りで日本の受け入れ側企業団体や学校が「入国者健康確認システム(ERFS、エルフス)」で事前に申請人の情報をオンラインで申請し「受付済証」を入手後、申請人が在外公館で査証(ビザ)を申請し航空券を手配し来日するという流れになるようです。以前行われたレジデンストラックや審査済み証方式のような面倒な手続ではなくて良かったですし非指定国からワクチン3回接種済み者の入国の場合、隔離免除という優遇措置まで設けられた反面、コロナで激減した国際便の航空券の争奪戦になりそうですし、1日5千人の入国者の人数枠もありますし、ウクライナ情勢もありますし、3月1日以降の状況を注視していきたいと思います。

コロナ不況で生活困窮外国人が巷に溢れ介護や農業などのエッセンシャルワーク以外の外国人雇用の需要も喪失している現在、約40万人と言われるCOE取得済みの技能実習生、留学生、外国人労働者が日本に流入してくるというのは私的にはどうかなあと疑問符を付けざるを得ませんが、渡航費用や学費を前払いしてしまった技能実習生や留学生は是が非でも日本に来たいでしょうし、外国人が入ってこないとお金が回らない監理団体や日本語学校などは是が非でも入国させたいという状況なのでしょう。来日後の受け入れ面倒をちゃんとして欲しいと思いますが元の木阿弥でコロナ以前のような状況になってしまうような気もしますがいかがでしょうか。

台湾は3月7日から外国人ビジネス客の受入れを再開する予定、インビテーションレターなどの特別入境許可も台湾側での審査は不要となり台湾政府の海外出先機関での査証申請時に添付すれば良くなるようなので取得までに大分時間を節約できるようなるはずです。現状14日強制の隔離も3月7日から10日在宅に緩和されるようなので今年中には日台間のビジネス往来や観光客の受け入れも再開されればと期待しておりますが。

弊事務所でも今まで受注をストップしておりました来日のために必要な在留資格認定証明書の取得代行サービスも3月1日以降新規入国外国人の入国が確認出来次第再開する予定です。日本に来日希望の方でお困りの方がおりましたらぜひお問い合わせください。【業務週報2022年3月第1週】

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